何度も前を通ってはいたのですが、なんだか一見（いちげん）では行きにくい雰囲気があって敬遠していたイタリアン。先日久しぶりに浅草で仕事があり行ってきました。場所は浅草駅からなら雷門通りを国際通りの方に向かって右側、浅草セントラルホテルの先、珈琲館のほぼ隣のビルの地下です。居酒屋さんの看板が並んでいてちょっと解りにくいのですがイタリア国旗のトリコローレの店名看板が目印。まずはカナッペ（クロスティーニ）、イタリア風オムレツ（きのこ入り）、マルゲリータピザのアンティパストをオーダー。クロスティーニは３種類の味が楽しめます。特にバジルとチキンは美味。オムレツのふんわり感も好みです。ピザは大小が選べるので、小をチョイス。クリスピーっぽいのですが、内側はしんなり感。カリカリ感と両方味わえておつまみとしては個人的には評価高いです。
パスタは生ハムのクリームソースをタリアテッレで。いまだにフェットチーネとタリアテッレの違いが分からないので、ググって見たのですが余計にわからなくなりました。幅の違いと言う説、地域によって呼び方が違う説などいろいろあって一体何が真実なんだ？どなたかご存知の方がいらしたらご教唆ください。味は濃厚でハムから出る塩分なのかちょっとしょっぱい感じです。ただベースのソースの味は嫌いじゃありません。
残念だったのは、ラストオーダーが早すぎたこと。２０時に入店し、パスタがサーヴされた時が２０時３０分。その時にいきなりラストオーダーですと言われました。パスタを食べたらお腹の具合に応じて、セコンドのお肉なか、さっぱりしたパスタに戻ろうか決めようと考えていたのですが、前菜を食べたばかりでラストオーダーではお腹の具合がわからないのでどうしようもありません。しょうがないのでガーリックトーストを追加オーダー。ガーリックトーストはオリーブオイルとガーリックが徹底的に染み込んでいて最高に好きなバケットです。しばらくしてまさかドルチェもコーヒーもストップなんですかと聞いてみたら、そうですとの事。本気でビックリしていたらバイト君？が奥に引っ込み、お飲み物はお出ししますとの事。最後にコーヒーはオーダーできましたが、結局ビールだけでワインに行き着かないタイミングでのラストオーダー。いつもイタリアンのお食事ははスローな時間を楽しむのが当然だと思っていたので、入店から帰るまで１時間程度っていう所が不満でした。
営業時間はお店の任意ですけど、特に表示もなく（気が付かなかっただけなのかもしれませんが）、入店時に３０分後がラストオーダーとの案内もないのはちょっと不親切だと感じます。味は全体的に濃い目でお好みだったのに、ちょっと残念。こじんまりしていてオールディでちょっと暗くて隠れ家的な雰囲気も好みだったのですが、全体的にはそんな事もあり不満感が残りました。ランチもあるようなので、今度は昼間か夜ならもう少し早い時間にお伺いしようと思います。
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←ガーリックトーストは強烈でした。モルトヴォーノ （イタリアン / 浅草、田原町）
★★★☆☆ 3.0
