関西ラグビー協会

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関西大学Aリーグ 第7節(11/23・11/24) 試合の見どころ

2013年11月21日 | 大学リーグ
関西大学Aリーグ 第7節 試合の見どころ

11月23日(土) 西京極陸上競技技場
12:00K.O. 京都産業大学 vs 関西大学　　14:00K.O. 大阪体育大学 vs 同志社大学

☆ 京都産業大学 vs 関西大学 ☆

京都産業大学は、前節の大阪体育大学戦ロスタイムで劇的PGにより勝利を収め、4勝2敗として3季ぶりの大学選手権出場を決めた。相手の攻撃を前に出るDFで封じ込めると共に、FWが前に出て決定力のあるBKへ活きたボールを供給するスタイルでリーグ最終戦を勝利で締めくくり、関東勢との試合に向けてさらなる自信をつけたいところだ。一方の関西大学は、ここまで1勝5敗と苦しい展開が続き、入替戦への出場が決まってしまったが、Aリーグ復帰1年で再び降格するわけにはいかない。試合の後半で崩れずに80分間通して粘り強いDFを発揮し、スピードあるBKで得点を重ねることができれば十分勝機を見出せるだけに、果敢にチャレンジして勝利を掴みとり、Aリーグ残留に向けて弾みをつけたい。お互いリーグ戦終了後の試合に向けてチームに勢いをつけるためにも熱い試合が期待される。

☆ 大阪体育大学 vs 同志社大学 ☆

大阪体育大学は、前節ラストで痛恨のPGを決められてしまい3勝3敗となったが、まだ大学選手権出場の可能性が残されているだけに、リーグ戦最終節で勝って望みを繋げたいところだ。この試合でも強力FWで圧力をかけて相手の攻撃を封じれば、一気にたたみかける攻撃力で勝利をたぐり寄せることができるだろう。一方、既に2季ぶりの大学選手権出場を決めている同志社大学は、前節も自慢の攻撃力で後半に関西大学を突き放して5勝1敗としている。この試合に勝てば6季ぶりの関西制覇も可能性が残されていることから、何としてでも勝ってリーグ戦を終えたい。FWの縦突破で相手DFを崩し、決定力あるBKで得点を重ねれば安定したゲーム運びで勝利に繋げられることだろう。強力FWのセットプレー対決も見どころの激しい試合になるだろう。

関西大学ラグビーリーグ委員 野中孝介


11月24日(日) 神戸ユニバー競技場
15:00 K.O. 関西学院大学 vs 近畿大学

☆ 関西学院大学 vs 近畿大学 ☆

最終節を迎え、ここまで3勝3敗の関西学院大学と全敗と苦戦している近畿大学との一戦。関西学院大学は前節、天理大学の勢いに飲まれる形で攻守受けに回り敗戦した。大学選手権出場を決める意味でも絶対に負けられない試合となる。FWではNo8徳永を中心に、攻守前に出られる選手が多く、BKのアタックはグランドの幅を大きく使い前に仕掛けてくるスピードがある為、勢いに乗れば手がつけられない。前節の敗戦で学んだ部分をどれだけ修正できているかが勝利へのポイントとなるだろう。一方の近畿大学は勝利こそ手にする事が出来ていないが大型FW擁し、セットプレーの安定、近場でのパワフルな攻撃は、どのチームにも通用するものであった。BKは伝統的にスペース感覚に優れ、強気に勝負するチームなので勝負どころでのミスを減らすことが出来れば勝機は十分にある。関西リーグ最終節ということもあり、両校とも1年間の取り組みの集大成の見せどころであり、意地と意地がぶつかり合う好ゲームを期待する。

関西大学ラグビーリーグ委員 中林正一


勝敗表