歌うKANOKO

クリスタルボイス
Singer 野村佳乃子のひとりごと

再会の日々

2006-04-19 | Weblog
今日はキャピトル東急でファンのSさんと久しぶりにお会いした。
Sさんはここ数年癌の闘病をなさっている。一時退院中で、再入院までの合間にお会いしてお茶をしましょう、ということで。。
Sさんにはずっと応援していただいていて、今までも貴重な音源や資料もたくさんいただいた。
ジャズ全般のみならず、オーディオにも造詣が深くて、本当に色々なことを教えていただいてきた。

ロビーフロアのコーヒーショップで池が見える席に座った。
桜の名残か…といえば聞こえがいいが、池にはゴミがたくさん浮いていてきれいではなかった。立派な鯉がウヨウヨ泳いでいた。
ケーキの見本が運ばれてきた。
スワン型のシュークリームがあんまり不細工なので思わず笑ってしまった。
おいしそうに見えたのはいちごのショートケーキだけだったのでそれにした。
頼んだ後で思い出したけれど、私はキャピトル東急のいちごショートが大好きなのだった。スポンジもクリームも本当においしいよ。久しぶりに食べることが出来た。
Sさんは久しぶりのシャバに出られて嬉しそうだった。
話したいことがたくさんあるようだった。
「元気でもう少し生きていたいんだけれど…」とフト洩らされて、少し心配になった。
治療の経過、投薬の様子を聞くとシリアスな御病状だと察せられるのだが、Sさんは言われなければ御病気だと分からないほど明るい。
「ボクの元気がなくなると、家族をはじめ、皆に心配をかけてしまうから、出来るだけ元気に振舞って過ごしているんだ」と微笑むSさんは本当に思いやりと優しさのかたまりみたいな方だと思った。
自分が辛いとその辛さにスポイルされてしまう人が多いと思うのに、家族や周りの人の気持ちを気遣うことが出来るなんて。
見た目や雰囲気は平穏そのものの方なのに、とても男らしくて大人なんだな…と尊敬した。
また必ずお会いすることを約束してお別れした。

今夜は西木正明先生プロデュース「孫文の女」を観て来た。
御一緒した山崎洋子先生は西木先生と並んでテレビのインタビューに答えていた。
篠田正浩さん他、著名人がたくさんみえていた。

観劇の後はやはり御一緒した演技派俳優の高橋和久さんや、サンハロンシアターの青木さん達と二丁目のAへ。
Aに来るのは久しぶりだったし、今日は久しぶりの方に一杯お会いできた日だし、
ママもバイトのTちゃんもお変わりない様子でなんだか嬉しかった。。

というわけで再掲!です

中国台湾双方から国父と呼ばれる、アジアの巨星孫文。
19世紀末から20世紀はじめにかけて日本に滞在した孫文を、全身全霊をかたむけて支えた、ふたりの若い日本人女性がいた。
彼女たちの数奇な運命を描いた小説「孫文の女」がついに舞台化!

新宿御苑前 シアターサンモールで公演されます

【公演日時】  2006年4月18日(火) 19:00
           4月19日(水) 19:00
           4月20日(木) 14:00/19:00
           4月21日(金) 14:00/19:00
           4月22日(土) 14:00/19:00
           4月23日(日) 14:00
【原  作】  西木正明
【脚本・演出】 永島直樹
【出  演】  八波一起 住吉正博 佐々木剛 中屋敷哲也 高野ひろゆき
        竹内康明 新井兼二 菊池一麻 近澤可也 永島直樹
        神田さち子 三咲順子 山下葉子 掘ひろこ 川崎初夏
        應蘭芳 夏樹レナ 曽根ゆき枝
【料  金】  前売 ¥4700 当日 ¥5000 (日時指定 全席自由)
【お問合せ】  (有)プレイガ-ル・オフィス 045-594-4442
http://www1.ocn.ne.jp/~sunmall/index2.html

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