歌うKANOKO

クリスタルボイス
Singer 野村佳乃子のひとりごと

今日もくたくた

2007-05-15 | Weblog
ステージで歌っている時は
全身全霊の力を使うから
全演奏が終った後はグッタリ疲れてしまう。。

ま、2,3曲歌っただけで御役御免になるイベントやパーティのお仕事だと
まだまだ余力があるのだが
普段のライブでは
「今日死ぬかも」くらいの気持ちなので
歌い終わった後は頭真っ白になってしまう。

それでも
せっかく聴きにきてくださった方とは出来るだけお話もしたいし
ちゃんと御挨拶をしなくては・・・と思って
平静を装ってみたりするのだけれど
実は使い物にならない状態の私でス。
話のツジツマが合っていない時などは
今脳みそ停止状態なのだな・・・と思ってくらはい。。

先日、友人のアメリカ人カップルがライブを聴きに来てくれた。
ライブ後、いろいろ感想を話しかけてきてくれたのだけれど
日本語さえ会話困難なのに
英語となると不可能。な状態だった(笑)
後日あらためて話をしたら
どうやらとても褒めてくれていたらしい。。ありがとう。嬉しいです。。
当日はまともにお返事も出来なくてスンマセンでした。。

私は日本人だからネイティブのようには喋れないし歌えない。
ずっとそれがコンプレックスだったけれど
私の表現する世界がユニークな魅力で一杯だと賞賛してくれたりする。
そして私が自分が思っているより
ネイティブの人の方が私の英語に寛大だったりする。
(人によると思うがそれは日本語が通じる同志でも心の広さは人によるので・・・)

そうはいっても
言語というのはその国の文化に根ざしていると思うので
宗教、歴史など総合的に知らないと
理解できないことが多い。
特に英語の場合、キリスト教を理解しないとダメな気がする。
でも
それがそもそも日本人にはムズカシイ気がする。

私が生まれて初めてヨーロッパに行った時
各地にある大聖堂などみるにつけ
「私が悪かった!ごめんなさい」と言ってしまうムードに満ち満ちている。
なんとも威圧的で神にひれ伏し系の宗教である。。と感じた

それに対して日本人の宗教観っていうのは内面に畏怖を持つことを大切にするような気がする。

あの「ひれ伏し」の精神を理解しないと
欧米文化の核心がつかめないような気がしてならない私ですが・・
これって気のせいなのでしょうか


一言に英語っていっても
大きく分けるとイギリス英語、アメリカ英語はたくさんの違いがあるし
地方によっても違う。。
う~ん
道は遠く 奥が深いなあ・・・

が、しかし違いは素晴らしいし
違いを知ることは楽しい!

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