VUメータ用 LEDドライバIC AN6882 (Panasonic製) を購入しました。
日本橋デジット(シリコンハウス3F)にて、200円/個でした。
IR2E19(Sharp製)とは違い、データシートはネットであらかじめ見つけていたので、
さっそくブレッドボードでVUメータを作ってみようとしましたが、データシートで不明な点があったので、
以下のような質問を、Nuvoton Technology Japanの半導体サポートに、Homepageから質問してみました。
(Panasonicのアナログ半導体部門は、現在Nuvoton社に引き継がれています。)
1. 15ピンに繋ぐ抵抗Rbの機能と、値の決め方を教えて下さい。
16ピンに繋ぐ抵抗Raの機能と値は、5ページめのグラフからわかりました。
添付のデータシートの、緑色でマークした部分を参照して下さい。
2. データシート4ページめの、ICの図が間違っていると思います。
ピン番号が正しいとするならば、切り欠きの位置が逆のはずです。
添付のデータシートの、赤色でマークした部分を参照して下さい。
3. Bar Displayで使用したいのですが、アプリケーションノートの通りにしても動きませんでした。
9ピンをGNDではなく、NCにしたら、Bar Displayになりました。
この使い方で正しいのでしょうか?
添付のデータシートの、青色でマークした部分を参照して下さい。
添付した資料はこちら。
https://1drv.ms/b/s%21ApzMXvRmdDe2gT9POCw9xhx2xhy7?e=29MrAD
これに対する回答は
お世話になっております。
ヌヴォトン テクノロジージャパン半導体ウェブお問合せ窓口です。
お問合せ頂きありがとうございます。
お問合せの品種は、15年以上前に販売を終了し、その後EOLとなった非常に古い製品のため、
弊社にも資料は全く残っていませんでした。
なお、代理店様との契約の関係がございますので、
今後は製品をご購入いただいた代理店様経由でお問合せください。
ご要望にお応えできず申し訳ございませんが、
ご理解賜りますように、お願い申し上げます。
以上、よろしくお願いいたします。
というわけで自分で調べるしかなく、Facebook上で識者のご意見を仰ぎながら確認しました。
1.実際にRbにいろんな値の抵抗をつないでみて、電流を図ってみました。
Ra=10kΩ ,Vcc=9.22 V
Rb I7 I3
NC 5.7 5.7 mA
22kΩ 9.0 5.7
10kΩ 13.0 5.7
3.3kΩ 27.0 5.7
I1~I3と、I4~I7で、同じ電流値でいいのであれば、Rbは不要(15番ピンはNC)ということがわかりました。
Rbは、おそらくLED1~3(6,3,0dB)を赤色LED、LED4~7(-3,-6,-10,-20dB)を緑LEDにしたときに、発光効率が低い緑LEDに電流を多めに流せるようにして、赤LEDと輝度をそろえるためのものだと推察できます。
また、Vccに依存せず、Raだけで電流値が決まることも確認できました。
Raは半固定抵抗にして、輝度調整できるようにしようと思います。
2.切り欠き位置は無視して、ピン番号をもとに実際に接続したら、思ったとおりの動作をしているので、データシートの切り欠き位置が間違えてるのだと思います。
3.結果、9番ピンはNCでバー表示できているので、これで良しとします。
購入したAN6882って、デジットの棚に15年以上眠っていたものなのか。どうりでICの脚がだいぶくすんでいる....
日本橋デジット(シリコンハウス3F)にて、200円/個でした。
IR2E19(Sharp製)とは違い、データシートはネットであらかじめ見つけていたので、
さっそくブレッドボードでVUメータを作ってみようとしましたが、データシートで不明な点があったので、
以下のような質問を、Nuvoton Technology Japanの半導体サポートに、Homepageから質問してみました。
(Panasonicのアナログ半導体部門は、現在Nuvoton社に引き継がれています。)
1. 15ピンに繋ぐ抵抗Rbの機能と、値の決め方を教えて下さい。
16ピンに繋ぐ抵抗Raの機能と値は、5ページめのグラフからわかりました。
添付のデータシートの、緑色でマークした部分を参照して下さい。
2. データシート4ページめの、ICの図が間違っていると思います。
ピン番号が正しいとするならば、切り欠きの位置が逆のはずです。
添付のデータシートの、赤色でマークした部分を参照して下さい。
3. Bar Displayで使用したいのですが、アプリケーションノートの通りにしても動きませんでした。
9ピンをGNDではなく、NCにしたら、Bar Displayになりました。
この使い方で正しいのでしょうか?
添付のデータシートの、青色でマークした部分を参照して下さい。
添付した資料はこちら。
https://1drv.ms/b/s%21ApzMXvRmdDe2gT9POCw9xhx2xhy7?e=29MrAD
これに対する回答は
お世話になっております。
ヌヴォトン テクノロジージャパン半導体ウェブお問合せ窓口です。
お問合せ頂きありがとうございます。
お問合せの品種は、15年以上前に販売を終了し、その後EOLとなった非常に古い製品のため、
弊社にも資料は全く残っていませんでした。
なお、代理店様との契約の関係がございますので、
今後は製品をご購入いただいた代理店様経由でお問合せください。
ご要望にお応えできず申し訳ございませんが、
ご理解賜りますように、お願い申し上げます。
以上、よろしくお願いいたします。
というわけで自分で調べるしかなく、Facebook上で識者のご意見を仰ぎながら確認しました。
1.実際にRbにいろんな値の抵抗をつないでみて、電流を図ってみました。
Ra=10kΩ ,Vcc=9.22 V
Rb I7 I3
NC 5.7 5.7 mA
22kΩ 9.0 5.7
10kΩ 13.0 5.7
3.3kΩ 27.0 5.7
I1~I3と、I4~I7で、同じ電流値でいいのであれば、Rbは不要(15番ピンはNC)ということがわかりました。
Rbは、おそらくLED1~3(6,3,0dB)を赤色LED、LED4~7(-3,-6,-10,-20dB)を緑LEDにしたときに、発光効率が低い緑LEDに電流を多めに流せるようにして、赤LEDと輝度をそろえるためのものだと推察できます。
また、Vccに依存せず、Raだけで電流値が決まることも確認できました。
Raは半固定抵抗にして、輝度調整できるようにしようと思います。
2.切り欠き位置は無視して、ピン番号をもとに実際に接続したら、思ったとおりの動作をしているので、データシートの切り欠き位置が間違えてるのだと思います。
3.結果、9番ピンはNCでバー表示できているので、これで良しとします。
購入したAN6882って、デジットの棚に15年以上眠っていたものなのか。どうりでICの脚がだいぶくすんでいる....
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