門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
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名鉄バス エアロスターエコハイブリッドバス

2014年04月11日 | バス
2008年に第一陣として4台の車両が、名鉄バスの名古屋市内根幹路線と言われる基幹バス路線に導入されました。
その年に第二弾として10台、翌2009年に第三弾10台(一部は基幹路線以外)が投入され、基幹バス運用31台のうち半数以上がこのエコハイブリッドバス(以下、「エコハイ」とする。)で運行されることになりました。
第一弾4台の投入時、当時の名鉄バス岸野常務は基幹運用の31台すべてをエコハイに取り換えたいと述べていました。

確かに名古屋市内を次から次に走る天井に何か載せてる形の変なバスは非常にインパクトあります。

しかしながら導入当初から、座席数が少ない、つめ込みが効かない、うるさいと現場サイドのみならず利用者からも声が出るなど、マイナス面ばかりが目立つ車両となりました。
乗車してみると確かにその通りです。小さなディーゼルエンジン駆動時の騒音は、通常のディーゼル車よりも大きな印象を受けます。

こう言った声を反映してか、当初目標の基幹バス車両31台の導入も24台を以て消えてしまいました。
これには、この車両が高価なこと、新しい排ガス規制に対応せずモデル消滅したことが要因とも言えるのですが、その気になれば日野製のハイブリッドバスを導入することもできたので、やはり現場や利用者の酷評から判断した結果でしょうね。

さらにこれでは収まらず、導入当初名鉄バスの旗振りとなるはずだったこの車両の他営業所への疎開(転出)が続いています。
当初集中投入された基幹バス路線では、すでに数台を残すのみの運行になっているようです。

そんな中、私のよく利用する津島営業所にも3台ものエコハイが転属してきました。

○津島営業所に来たエコハイの1台 7810(駐車場より)


この営業所は構内が広く、登録抹消車両(廃車)の一時駐車などが行われ、マニアの間では「大坪霊園(バス停名は大坪)」と言われています。
そう言われるのは、そればかりではなくこの10年近くは新車の配置がなく、他営業所からの中古車両ばかりが集まっている点でもあるからです。(最終新車配置は16代ですから2006年)

と、そんな津島営業所にエコハイが来るとは? 考えるにとうとういらない車両になったのでしょうかね。(笑

導入当初、エコを引っ提げて華やかに登場したエコハイ、このエコハイが今日の姿になっているのを誰が想像してたでしょうか?
私の周りにも、あれはダメと言う評価はあっても、各地へ疎開とまでは思っていなかったはずです。
基幹バス運用に残されたエコハイもいずれ疎開への道を進むでしょう。
当初の目論見通りに行かなかったのは寂しい限りですが、会社として利用者目線での車両入れ替えには評価すべきでしょうね。


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2 コメント

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Unknown (たかはし)
2014-04-12 13:21:08
ダメなの?
音がそんなに五月蝿いの?

北九州市営に、へんてこりんな電気バスが入ってますよ。
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Unknown (B高)
2014-04-29 08:53:26
>たかはしさん
スルーしていました。
あれは、エンジンが駆動するとホントにうるさいです。
座席数は少ないわ、後部の天井が低いのが災いして客が奥に入らずつめこみが効かないなど・・・

電気バス 韓国製のようですね。いかにもアニメみたいな姿でした。
返信する

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