吉百舌鳥かわら版

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福島原発被災地で瀕死の家畜の殺処分始まる

2011-04-25 12:49:49 | 日記
緊急情報 福島県は、25日から福島第1原発から半径20キロ圏で死にそうになっている牛、ブタ、ニワトリなどの殺処分を25日から始めるとの発表を行った。殺処分は問題が残るが、余命がない動物にとっては、苦しんで死なせるよりは、殺処分してあげた方がやむを得ない処置だと思う。やっとの事で、福島県が重い腰を上げました。殺処分するにしても、持ち主の同意が必要なのと、放射線量を計りながらになるので、相当な困難が予想されます。
福島県のまとめでは、警戒区域内には、 畜舎 376 戸 牛 約4000頭 馬 約 100頭 ブタ 約30,000匹 鶏 約63万羽が飼育されています。放し飼いになっている家畜は、捕獲して、元の畜舎に戻すという。 残念ながら福島県の方針には、元気な家畜には、餌や水を与えて、生かすという発想がない。せめて生きている家畜には、持ち主の畜産農家の方に、防護服を支給して、餌やりを継続させるなどの方法があります。異常事態なのだから、超法規的に家畜を生かすことを考えないと間に合いません。

瀕死の家畜を殺処分して、今生きている家畜を救出保護するという方向でなければ、何のための殺処分かという事になります。殺処分することが究極の目標ではないはずです。

福島県当局に、この事を促すため佐藤知事宛叉は担当部署に電話叉は要請文を出しましょう。 福島県佐藤知事宛〒960ー8670 福島市杉妻町2ー16℡024ー521ー1111 農林水産省 鹿野通彦大臣 〒100ー8950
東京都千代田区霞ヶ関1ー2ー1 ℡03ー3502ー8111 担当部署か秘書課に廻されますから積極的に訴えて下さい。

皆さんの双肩に家畜や動物達の命がかかっています。諦めずに、頑張りましょう。最後までネバーギブアップ。

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6 コメント

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Unknown (マタ)
2011-04-25 13:33:24
昨晩この話を聞いてから頭が真っ白です。
県の獣医師会に聞いたところ、福島県がこの件を政府に申し入れ。政府はなかなか許可を出さなかった、とのこと。今日は調査と、伝染病予防の対策のみだとか。

福島県は限られた時間なので、エサやりはできない、と言ってました。福島県にももっと言わないといけませんね。

立入りや救出に向けては、やはり災害対策本部と原子力安全保安院が問題なので、ここにも送らないといけません。
農林水産省は言い訳とダメダメいうばかりです。

宮崎は20キロ圏内の家畜受け入れ可能を表明してます。素晴らしいです。

実現させないといけません!
マタさんへ (吉百舌鳥)
2011-04-25 14:41:56
わかりました。 福島県へ叉アタックしてみます。いずれにしても、まだ対策が始まったばかりですから、一つ一つこなしていきましょう。殺処分一つとっても大変なのです。頭数が多いと尚、大変です。諦めずに亡くなった家畜に報いるため、出来る事は迅速にやりぬきましょう。焦らずネバーギブアップで頑張りましょう。
はじめまして。 (肉球ぱんち☆)
2011-04-25 15:35:17
私も宮崎県民です。

処分頭数が多すぎるのか、殺処分は逆性石鹸を使用するとの事ですが…
これは窒息死であって安楽死ではありませよね…。

助からない動物には安楽死を…、助けられる動物には早急に対策を!と
私も拙い文章ながら官邸や県、各省に嘆願メール送信しています。

小さな事でも出来る事は協力していきたいと思います。
肉球ぱんち様 (吉百舌鳥)
2011-04-25 17:18:16
コメントありがとうございます。 私も家畜の殺処分が良いとは思いません。しかし、現実的に出来ることから要請していかないと、家畜達を救えません。殺処分ですら頭数が多いと時間と労力がかかります。腰の重い、スローモーな行政を動かす事は並大抵ではありません。関心を持つ人々の力と知恵を結集して、今生きている家畜やペットへの餌やりを実現するため、お互いに連携して頑張りましょう。最後までネバーギブアップです。叉これからもコメントをお願いします。
Unknown (ゆゆ)
2011-04-25 23:42:58
今日(25日)は家畜の殺処分のニュースがあらゆるテレビでやってましたね。今更、既に遅しと感じました。宮崎の口てい疫は元気な牛を有無を言わさず殺されました。これ以上広がるのを防ぐ為でした。酪農家の悔しさはいかほどだった事か。原発で今生きている家畜、動物も大量の放射能浴びた水、餌を飲み食べています。畜産家の了解得てから、みたいな生温い行動取っていたら餓死を待つだけです。それの方が残酷です。可哀相ですが安楽死させて畜産家の生活補償を優先にさせないと先が見えて来ません。
ゆゆさまへ (吉百舌鳥)
2011-04-26 23:12:05
今朝の新聞報道では、福島県は今日は殺処分はしていないようです。餓死させずに、救出保護せず、叉餌をやらないのであれば、全頭餓死しかありませ。牛も馬もブタも鶏も、ペットも餓死することになります。宮崎県が実行したような殺処分は今回の場合には、適用される法律が、ないため持ち主の同意等が必要なのだと思います。全頭を殺処分するにしても強制的に出来ない。殺処分するための予算、人員、重機、埋設用地の確保等相当な準備が求められます。それも出来ない、餌やりもしないとなるとすべての家畜が餓死するのを待つつもりなのでしょうか?無策は許せれません。つまるところ、こうした生きている家畜等をどうするかという事をきめないで、避難指示を出した政府、それをそのまま受け入れた、福島県、各市町村の判断のずさんさのつけが回って来ているのです。政府、知事が責任を取るぐらいのリーダーシップがないと家畜、動物は救えません。加えて原発の放射線量が収束出来ていない状況では誰も手が出せません。今は、畜産農家さえ、餌やりが出来ないのですから、事態は極めて深刻です。ゲージで飼われているニワトリ達はテレビの画面にでてきませんが、恐らく餓死地獄絵図となっているのでしょう。

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