走馬灯

富士山登頂

昭和六十年八月十五日　当時、息子は７歳　妻と三人で富士山登頂に臨む。
八合目辺りで幼少の息子は、酸素の薄さもあり不具合を訴える。
大事を取って、八合目休憩所にて妻に託し一人単独にて山頂に臨む。
幸い天候にも恵まれ山頂墓標に記念を捧げ、金剛棒に焼印を押してもらい気掛りな息子と妻の居る八合目に向かう。
幸いにも息子も休憩が出来、元気を回復し三人そろって下山する事が出来た。

願わくば、今一度家族そろって御来光を拝みたいものだと今でも思っている。

不自由な体調、現況を思うと強く祈念したい。