Lots of Love

日々について語ります。多分。

真央ちゃんの言葉の的確さ

2013-02-17 01:34:05 | Weblog
またまた長期間の放置申し訳ありません、、。

それなりにツイッターやfacebookは更新しておりますので
オオシマの動向が気になる方はそちらをご覧ください^^
(そんな人はいないと思いますが、、)

さて、この間私は全米選手権に行き
四大陸選手権ではなんと!
ISU大会で初の会場アナウンスをいたしました^0^

女子ショート後半のやたら気合の入った(汗)会場アナウンスは私です^^;

いや~会場にいた方はお判りでしょうが
あの盛り上がりの中で楽しくなってどんどんアナウンスもテンションあがってます^^;
私のアナウンスが耳障りだった方ごめんなさい~。
でも日本女子みんな神演技だったので
縁起が良いと許してね♪

さて、前置きが長くなりました。

今回真央ちゃん3A成功、本当に良かったですね!
二年前の台湾での四大陸、
あの時の愛の夢は本当にすばらしくて
私の中の真央ちゃん名演技ベスト5に入る大好きな演技でしたが
今回のアイガットリズムはそれを上回る思い出に残る演技でした!

でも今回本当に感心したのはそのあとのインタビューの真央ちゃんの言葉。

「このアクセルは失いたくない」

バンクーバーオリンピックの後の

「長かったけどあっという間でした」

この言葉もなんてすばらしいんだろう、、と心を打たれましたが
今回の「失いたくない」という言葉の正確さに
どんなコピーライターもかなわない言葉へのセンスを感じました。
またそれが、
考える猶予のないインタビューの中での言葉だというところに
本当に真央さんの頭の良さと誠実さを感じます。

たとえば
作詞家や詩人は自分の感情を言葉として表現するのに一番ふさわしい言葉を
自分のボキャブラリーの中から
懸命に探す。
そしてそれがぴたっとはまった時の心地よさと言ったらたまらないものがあるでしょう。

この真央ちゃんの二つの言葉は
瞬間に繰り出されたそんな言葉だ。
これ以上に感情を的確に表現できる言葉のチョイスはない言葉。
唯一無二の言葉。

それはインタビューに対して
自分の想いをちゃんと伝えようとしているからこそ選ばれた言葉だろうし
だからこそ聞く人の心に突き刺さるように印象的な言葉になるのでしょう。

この四大陸の演技を思い出す時、
バンクーバーオリンピックの演技を思い出す時

このインタビューの言葉も絶対に忘れない。

言葉を仕事にしているものとして
真央ちゃんがいかに言葉を大切にしているかがわかる
そんな素晴らしいインタビューでした。