週末、お若い着物友Kさんと、共通の友人Hさんと3人で女子会をした。
Kさんといえば……

すでにお馴染み(?)の、“肉球帯”の持ち主。
そのほかにも……

こーんな可愛い「ウサギのバックシャン」帯留めも
彼女自身がデザインして、呉服店と相談しながら創った一点もの。
(なお、一緒に写っている博多帯は別注ではないのですが、
ウサギと人参が織り込まれているの、わかるでしょうか)
そんな彼女が、「夏の新作」を見せてくれた。

それが、こちら。

これは……。
そう、イギリス国旗。

上の写真をひいていくと……


何と、Kさん宅の愛車、MINIのサイドミラーと同じ!
もともと六本木の呉服店「awai」さんで持ちあがった企画。
一度はボツになったところを、Kさんが

買います!」と申し出、晴れて形になったそう。
写真では伝わらないが、
織の複雑な組み合わせで立体感を出している博多帯。
完全限定生産で、若干の色違い、デザイン違いを含めても
世界に4点しかないと聞いた。 すごいなーKさん。

昔は思っていたんです」
でも、肉球帯にしろ、帯留めにしろ、既成のものを買うのとそう変わらないし、
今回の帯も、お店がマーケティングを兼ねて創ったので、
むしろお手ごろだったし……。
呉服は、自分のオリジナルが創れるのも、大きな楽しみだよね。
やはり着物大好きで詳しいHさんも、私も、同じ意見。

こーんな風に、iPadでKさんの誂えの写真を見ながらワイワイと。
この日の私は……

別注ではないけれど、
一点もの(今のところ)のレース帯。
半衿と帯とで、“Wレース”にしてみた。

千葉そごう上の「シェ・松尾」にて。
今回はお洋服で参加だったHさんとは9カ月ぶりの再会で、
歌舞伎や着物の話で盛り上がり、とても楽しいひとときを過ごした。

「ネタになる帯」そろい踏み(?)でパチリ。
既成にしろ誂えにしろ、「物語のある着物」は愛着もひとしおだね。