
染色家 佐藤節子先生主催のパーティ「瑠璃の会」。
良い機会かな、と、久しぶりに城間栄順さんの
紅型の着物に袖を通した。

帯はラメの入った白の綴れ。
普通、綴れは八寸なのだが、これは珍しい九寸。
いずれにしても、袋帯が億劫になってしまった身には
綴れはとても、ありがたい。
場所は表参道。

「バンブー」という、イベントスペースのあるフレンチ・レストラン。
小雨がぱらぱら落ちている中、工房のスタッフさんが入口で
出迎えてくださった。
お召しのお着物はもちろん、佐藤先生の作品。
この日ご一緒したのは……

一年近くぶりのマダムSさんと、
とてもお久しぶり!のR子さん。
マダムSさんのお着物は、人間国宝 森口華弘さんの作品。

森口さんというと、菊や花火がバーンと舞うような、
ともすると「特別な人」が着るもの、というイメージが私にはあったが、
こちらの着物は品格と親しみやすさが両方、備わっており、
T.P.O.の幅がとても広そうだ。
帯は秋色の綴れで、私とは「綴れシスターズ」

R子さんのお着物は、光沢が美しいムガシルク。
手染めでニュアンスある草花文様が描かれている。
帯は京都の作家さんによる藍型。
深いお色が、着物を選ばず引き立ててくれそう。

私も撮っていただきました。
一足先に載せたフェイスブックの方では、
「顔が着物の個性に負けていない!」と学生時代の友人

この日も、隣に座った初対面の方から、沖縄出身ですか、と訊かれ……。

佐藤先生はたたき染めのお着物に、銀杏の帯。

このように、銀杏と蝶が競演している、チャーミングな図柄。
カワイイなあ。。。
私は、佐藤先生の作品は春のものしか持っていないので、
いつかは…と、憧れて。

何度か拙ブログで紹介している、
ソプラノ歌手 佐藤りなさんと、弟さんのフォトグラファーSさん。
さすが佐藤ファミリー、着物がとてもお似合い

会の様子は次回、アップします。
※写真の一部は瑠璃の会の撮影で、了解をとって掲載しています。