さて、六本木を後にした私が向かったのは……。

今、話題の展示「Kimono Beauty」@千葉市美術館。
江戸から昭和までの着物、帯、髪飾りなどが一堂に会し、時代別に展示されている。
中でも、
ボストン美術館の所蔵品より特別出品された、
米国人医師であり日本をこよなく愛したという
ウィリアム・ビゲロー氏のコレクション17点は、
今回「初里帰り」とあって、とても貴重。
…ですが!
私にとってさらに貴重なのは、
千葉の着物友との再会。
何しろここ神奈川からはとても遠くて、
なかなかお会いできずにいた。

右は千葉駅近くで呉服中心のショップを経営している
衣舞(いぶ)の袖さん。そして……

西千葉にある貸ギャラリー「どち」の経営者、Sさんとはじめまして!
この日はご夫妻でいらしていて、
お二人とも、私のブログをいつも読んでくださっているとのこと……

私も、どちさんの名前は衣舞の袖さんのブログでよく目にしていたため、
まるで前からの知り合いのように、すぐ打ち解け、和やかムード

Sさんは…

お着物は郡上紬。
少し前の時代の、可憐な小紋を羽織に仕立て(→衣舞さんで見つけたそう)
足元はとてもスタイリッシュな木草履@京都『一脇』さん。
こちらも衣舞さん主催のイベント時に誂えたそう。
衣舞の袖さんは年に何度も
魅力的な展示会やお客様のオフ会を企画運営していて、
私は(自宅がもっと千葉に近かったら!)といつもいつも、
ブログを見てはため息をついている。
さて、その衣舞の袖さんは……

鈴木紀絵さんの染帯!
羽織も絞りの花が可愛らしくて、大人キュート


ここは展示会場内の撮影許可エリア。
この黄色×紫の羽織がぱっと目に入り、
私もこういうのが欲しいなあ、としばし見とれる。
展示のもう少し詳しいレポは、次回アップしようと思います。

千葉市美術館は、中央区役所と同じ建物に入っており、
1~2階は、昭和2年に建てられた旧川崎銀行千葉支店の建物が復元されている。
横の円柱は、ネオ・ルネサンス様式だそう。

この日は市民の手芸・工作展だったが、コンサートも開かれる。
高い天井や窓が、外の光をふんだんに取り込み、明るく清々しい。
なかなか仕事との折り合いがつかず、
「千葉へ行きますが…」と衣舞の袖さんに伝えたのは
実は2日前。
お店に立ち寄るだけのつもりでいたのに、
わざわざ休みをとってくださり…。
Sさんご夫妻という新しいご縁までいただいて、
美術館での楽しい時間を満喫。本当に嬉しかったです。
ありがとうございました

※衣舞の袖さんのブログはコチラ
※前回、衣舞の袖さんとお会いしたのは2010年の2月でした。
そのときの記事はコチラ→「ダブルでラッキー!」
※西千葉「街角ギャラリー どち」のサイトはコチラ