かなうみ鍼灸整骨院スタッフブログ

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低体温症(柔整師:井上)

2012年07月07日 | カイロプラクティック


極度の疲労や呼吸器の機能低下で体が前かがみになって
僧帽筋や広背筋が引っ張られる
この2つの筋肉は背骨を起点にしているので
頚椎から胸椎が硬直します。

なかでも胸椎5番と10番が特に硬直します
胸椎5番は汗をかくのに影響があり、
体温調節機能が働きにくくなります

そして胸椎10番は体内の水分調節や体温調節をする
腎臓へと関連しているので
硬直によってこの機能も低下します

特に今はエアコンによって夏場でも
快適な気温のもとでの生活が多くなっていたり
運動で汗をかくこともなくなると
腎臓があまり働かなくなります

その結果
腎臓は生命維持に影響のない範囲で怠け始めて低体温症へとつながっていきます

ここでも姿勢や適度な運動の必要性が重要になっているのがわかるので
みなさんお気をつけてください
背中の硬直を緩める手助けも当院でも行っているので
気軽にご相談ください





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