☆ いこいのお宿3 ☆

人を労り思い遣る心
判らぬ事に頭を下げ教えを乞える素直さ
悪い事をしたら詫びる心
良い事をしても隠す謙虚さ

安倍晋三元首相の「国葬(国葬儀)」に思ったこと

2022-10-11 13:03:44 | 一般情報
安倍晋三元首相の「国葬(国葬儀)」の招待状が、
葬儀委員長である岸田文雄首相から発送された。

これに対し、立憲民主党の蓮舫、辻元清美両参院議員が
「欠席」をSNSで表明したのだが、招待状や返信用はがきの画像を
SNSにアップしたのには違和感を持った。

国葬については賛否が分かれているので、
国会議員でも欠席の人はいるだろう。
両氏がそれを表明するのも別にいいと思う。
ただ、招待状の画像をSNSにアップすることについて、
ネット上で「はしたない」「受け入れがたい」など批判が相次いだ。

他にも、2人の旧民主党の元議員が
「出席での返信が少なかったから、元職にも急遽発送?」とか、
「(返信の)投函期日が修正ペンで手書きされている!」
などと招待状をネタに盛り上がっていた。

葬儀の招待状とは、
死者を弔う場所や日時を連絡するためのものであって、
それをネタにSNSで盛り上がるものではないと思う

暗澹(あんたん)とした気持ちでさらにスマホを眺めていたら、
駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏の投稿を見つけて、
今度はホッとするとともに恥ずかしくなった。



レジャバ大使は国葬に関連して、
「故人に対する目に余る言動に心を締め付けられております」
「問題があるとすれば機会を改めて吟味すれば良いのではないでしょうか」
と指摘したうえで、「安倍氏の英霊を敬うため」
国葬に出席することを明らかにした。

この彼我の差は、一体どうしたことか。

外国人が「今は静かに送ろう」と言ってくれているのに、
日本の国会議員は葬儀の招待状の画像を
SNSにアップして盛り上がっている。
情けないというより恥ずかしい。

先週国会で国葬に関する閉会中審査が行われた。
国葬にした理由や法的根拠を岸田首相が説明したが、
野党のうち、立憲民主党、共産党とは全く話がかみ合わなかった。

筆者は、岸田首相が言う通り、業績や海外の評価などから考えて、
安倍氏は国葬に値する人であり、決定は行政権の範囲内だと思う。
ただ、そうは思わない人もいるだろう。
岸田首相の権限で国葬を行う。
それがどうしても許せない、
そんな人に、あるいはそんな政党に政権は任せられない、
と思う人は次の選挙で意思を示せばいい。
それが間接民主主義というものだ。


国葬に反対する人は、反対だと意見を言えばいい。
だが、お葬式の当日に鉦(かね)や太鼓を鳴らして
大騒ぎをするのはやめた方がいいと思う。

決まったことなのだから静かに送りたい人たちの邪魔はしないでほしい。
ジョージアの大使が指摘してくれたように、
われわれは死者を敬うべきだと思うのだ。

by ニュース裏表 平井文夫

ずっと心のどこかでひっかかっていたことが書いてあったのでホッ・・・・