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朝の光(聖書の言葉)

サマリアの女との対話 (ヨハネ4:7)


サマリアの女との対話


(ヨハネ4:7)

「ひとりのサマリヤの女が

水をくみにきたので,

イエスはこの女に,

『水を飲ませて下さい』と言われた。」




イエスは続いてつぎのように言います。


(ヨハネ4:13,14)

「この水を飲む者はだれでも,

また渇きます。

しかし,

わたしが与える水を飲む者はだれでも,

決して渇くことがありません。

わたしが与える水は,

その人のうちで泉となり,

永遠のいのちへの水がわき出ます。」


サマリヤの女には

次のような問題があり

不足を感じていました。


ユダヤ人には嫌われている

サマリヤ人であったこと。


孤独であり,

水汲みを昼にしていたこと。


永遠の水(命)を持っていなかった。


サマリヤの女に,5人の夫がいたが,

今は夫がいないこと。


礼拝について,疑問を持っていた。


メシヤ(キリスト)を求めていた。





サマリヤの女は,こころに渇きを覚えます。

イエスに出会い,

「いのちの水」を受けます。


霊的な渇きをいやす,

御霊による新しい命です。





(ヨハネ7:37-39口語訳) 
「祭の終りの大事な日に,
イエスは立って,叫んで言われた,
『だれでもかわく者は,
わたしのところにきて飲むがよい。
わたしを信じる者は,
聖書に書いてあるとおり,
その腹から生ける水が
川となって流れ出るであろう』。
これは,
イエスを信じる人々が受けようとしている
御霊をさして言われたのである。
すなわち,
イエスはまだ栄光を
受けておられなかったので,
御霊がまだ下っていなかったのである。」



 
(ヨハネ20:22,23 口語訳)
「そう言って,
彼らに息を吹きかけて仰せになった,
『聖霊を受けよ。
 あなたがたがゆるす罪は,
だれの罪でもゆるされ,
あなたがたがゆるさずにおく罪は,
そのまま残るであろう』」。




(使徒2:1-4口語訳) 
「五旬節の日がきて,
みんなの者が一緒に集まっていると,
突然,
激しい風が吹いてきたような音が
天から起ってきて,
一同がすわっていた家いっぱいに
響きわたった。
また,舌のようなものが,
炎のように分れて現れ,
ひとりびとりの上にとどまった。
すると,一同は聖霊に満たされ,
御霊が語らせるままに,
いろいろの他国の言葉で語り出した。




「サマリヤの女とキリスト」

作:カラッチ





イエスは,サマリアの女に

「わたしに水を飲ませてください」

と言いいました。


ここから,

イエスとサマリアの女との会話が

始まります。


イエスはユダヤ人でした。


ユダヤ人は

清めの規定を厳守していましたので,

サマリア人と交際しませんでした。


当時,ユダヤ人は

サマリア人の器やつるべから

水を飲むことをしませんでした。




イエス・キリストの言葉は不思議で,

わたしたちには,

おかしいと思うことがあります。


イエスの話には,ユーモアがあります。


このとき,イエスはサマリアの女に会い

「水を飲ませてください」と言います。


サマリアの女にとって,

意外な言葉でした。


当時は,ユダヤ人の男が

サマリアの女に話すことは

なかったからです。


このような出会いは,

起きないことでした。


しかし,ここでは,

人と人の出会いでした。


そして,人と神の出会いとなります。


このあと,このサマリアの女は,

イエスをキリスト(救い主)と認めます。







☆彡


サマリアの女との対話


(ヨハネ4:4-26)

しかし,サマリヤを通って

行かなければならなかった。

それで主は,

ヤコブがその子ヨセフに与えた地所に近い

スカルというサマリヤの町に来られた。

そこにはヤコブの井戸があった。

イエスは旅の疲れで,

井戸のかたわらに腰をおろしておられた。

時は六時ごろであった。

ひとりのサマリヤの女が水をくみに来た。

イエスは

「わたしに水を飲ませてください。」

と言われた。

弟子たちは食物を買いに,

町へ出かけていた。

そこで,そのサマリヤの女は言った。

「あなたはユダヤ人なのに,

どうしてサマリヤの女の私に,

飲み水をお求めになるのですか。」

・・ユダヤ人はサマリヤ人と

つきあいをしなかったからである。・・

イエスは答えて言われた。

「もしあなたが神の賜物を知り,

また,

あなたに水を飲ませてくれと言う者が

だれであるかを知っていたなら,

あなたのほうで

その人に求めたことでしょう。

そしてその人はあなたに

生ける水を与えたことでしょう。」

彼女は言った。

「先生。

あなたはくむ物を持っておいでにならず,

この井戸は深いのです。

その生ける水を

どこから手にお入れになるのですか。

あなたは,

私たちの先祖ヤコブよりも

偉いのでしょうか。

ヤコブは私たちにこの井戸を与え,

彼自身も,彼の子たちも家畜も,

この井戸から飲んだのです。」

イエスは答えて言われた。

「この水を飲む者はだれでも,

また渇きます。

しかし,

わたしが与える水を飲む者はだれでも,

決して渇くことがありません。

わたしが与える水は,

その人のうちで泉となり,

永遠のいのちへの水がわき出ます。」

女はイエスに言った。

「先生。私が渇くことがなく,

もうここまで

くみに来なくてもよいように,

その水を私に下さい。」

イエスは彼女に言われた。

「行って,

あなたの夫をここに呼んで来なさい。」

女は答えて言った。

「私には夫はありません。」

イエスは言われた。

「私には夫がないというのは,

もっともです。

あなたには夫が五人あったが,

今あなたといっしょにいるのは,

あなたの夫ではないからです。

あなたが言ったことはほんとうです。 」

女は言った。

「先生。あなたは預言者だと思います。

私たちの先祖は,

この山で礼拝しましたが,

あなたがたは,

礼拝すべき場所は

エルサレムだと言われます。」

イエスは彼女に言われた。

「わたしの言うことを信じなさい。

あなたがたが父を礼拝するのは,

この山でもなく,エルサレムでもない,

そういう時が来ます。

救いはユダヤ人から出るのですから,

わたしたちは知って礼拝していますが,

あなたがたは

知らないで礼拝しています。

しかし,

真の礼拝者たちが霊とまことによって

父を礼拝する時が来ます。

今がその時です。

父はこのような人々を

礼拝者として求めておられるからです。

神は霊ですから,

神を礼拝する者は,

霊とまことによって

礼拝しなければなりません。」

女はイエスに言った。

「私は,

キリストと呼ばれるメシヤの

来られることを知っています。

その方が来られるときには,

いっさいのことを

私たちに知らせてくださるでしょう。」

イエスは言われた。

「あなたと話している

このわたしがそれです。」






サマリヤの女は,

ユダヤ人に軽蔑されていた

サマリヤ人であったこと,

昼の12時に水を汲みに来ていた

ことから孤立していたようです。

夫は5人変えていました。


しかし,イエスを信じると,

サマリヤで伝道します。





2014-06-22

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