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朝の光(聖書の言葉)

重い皮膚病の4人による良い知らせ (2列王7:9)

重い皮膚病の4人による良い知らせ  

 
(2列王7:9)

「そして彼らは互に言った,
『われわれのしている事はよくない。
きょうは
良いおとずれのある日であるのに,
黙っていて,夜明けまで待つならば,
われわれは罰をこうむるであろう。
さあ,われわれは行って
王の家族に告げよう』」。
 
 
 重い皮膚病の4人は,

食糧がなくて死に瀕していたが,

アラム人たちの空の陣営において,

食糧にあずかりました。

 
彼らは,イスラエルの町へ行って

食糧があると伝えます。

 
その知らせは,

町の人々にとって「良い知らせ」

すなわち福音となりました。

 
「良い知らせ」は,

70人約聖書では,

「ユーアンゲリオン」(福音)

と訳されています。
 
 
このとき,副官(王の侍従)は,

エリシャの預言を信じませんでした。

 
神はこの副官を用いませんでした。

 
全く希望のない病人を用いて,

この「良い知らせ」を

サマリヤに伝えます。

 
この4人の病人は,

わたしたちの姿です。

 
 
☆彡

 
(2列王7:1-9口語訳)

エリシャは言った,
「主の言葉を聞きなさい。
主はこう仰せられる,
『あすの今ごろサマリヤの門で,
麦粉一セアを一シケルで売り,
大麦二セアを一シケルで
売るようになるであろう』」。
 時にひとりの副官すなわち王が
その人の手によりかかっていた者が
神の人に答えて言った,
「たとい主が天に窓を開かれても,
そんな事がありえましょうか」。
エリシャは言った,
「あなたは自分の目をもって
それを見るであろう。
しかしそれを食べることはなかろう」。
さて町の門の入口に
四人の重い皮膚病人がいたが,
彼らは互に言った,
「われわれはどうしてここに座して
死を待たねばならないのか。
われわれがもし町にはいろうといえば,
町には食物が尽きているから,
われわれはそこで死ぬであろう。
しかしここに座していても死ぬのだ。
いっその事,
われわれはスリヤびとの
陣営へ逃げて行こう。
もし彼らがわれわれを
生かしておいてくれるならば,
助かるが,
たといわれわれを殺しても死ぬばかりだ」。
そこで彼らはスリヤびとの陣営へ行こうと,
たそがれに立ちあがったが,
スリヤびとの陣営のほとりに行って見ると,
そこにはだれもいなかった。
これは主がスリヤびとの軍勢に戦車の音,
馬の音,大軍の音を聞かせられたので,
彼らは互に
「見よ,
イスラエルの王が
われわれを攻めるために,
ヘテびとの王たち
およびエジプトの王たちを雇ってきて,
われわれを襲うのだ」と言って,
たそがれに立って逃げ,その天幕と,馬と,
ろばを捨て,陣営をそのままにしておいて,
命を全うしようと逃げたからである。
そこで重い皮膚病人たちは
陣営のほとりに行き,
一つの天幕にはいって食い飲みし,
そこから金銀,衣服を持ち出してそれを隠し,
また来て,他の天幕に入り,
そこからも持ち出してそれを隠した。
そして彼らは互に言った,
「われわれのしている事はよくない。
きょうは良いおとずれのある日であるのに,
黙っていて,夜明けまで待つならば,
われわれは罰をこうむるであろう。
さあ,われわれは行って王の家族に告げよう」。
 

 
2022.1.13

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