王がろばの子に乗っておいでになる
(ヨハネ12:14-16)
「イエスは,
ろばの子を見つけて,
その上に乗られた。
それは
『シオンの娘よ,恐れるな。
見よ,あなたの王が
ろばの子に乗っておいでになる』
と書いてあるとおりであった。
弟子たちは
初めにはこのことを悟らなかったが,
イエスが栄光を受けられた時に,
このことがイエスについて書かれてあり,
またそのとおりに,
人々が
イエスに対してしたのだということを,
思い起した。」
イエスがエルサレムに入ると,
歓迎を受けます。
(ゼカリヤ9:9)
「シオンの娘よ,
大いに喜べ,
エルサレムの娘よ,
呼ばわれ。
見よ,あなたの王はあなたの所に来る。
彼は義なる者であって勝利を得,
柔和であって,
ろばに乗る。
すなわち,
ろばの子である子馬に乗る。」
この言葉(ゼカリヤの預言)によって,
イエスがろばに乗って
エルサレムにはいることが,
救い主のしるしであったことが,
後に弟子たち分かりました。
「栄光を受けられたとき」とは,
ヨハネの福音書では,
十字架につけられたとき,
死からよみがえるときの両方の
出来事を現わしています。
☆
イエス,エルサレムに入場
(ヨハネ12:13)
「しゅろの枝を手にとり,
迎えに出て行った。
そして叫んだ,
『ホサナ,
主の御名によってきたる者に
祝福あれ,
イスラエルの王に』」。
次の予言を受けています。
(詩編118:25,26)
「主よ,
どうぞわれらをお救いください。
主よ,
どうぞわれらを栄えさせてください。
主のみ名によってはいる者は
さいわいである。
われらは主の家から
あなたをたたえます。」
2021-03-30