雑俳三句

北陸のとある宿の女将が、趣味で作っているイグサ細工
作品を館内に飾り旅人の心を癒している。　一つ頂いてきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　いぐさ編み　露を飲むかや　きりぎりす

我が家の玄関先にある「あじさい」10年以上経っているが花が咲きません。（栄養不良？）
来年は咲くか、来年は咲くかと思っていたら、咲きました？。
それは、アジサイに宿った朝顔の花でした。

　　　　　　　　　　　　　あじさいや　朝顔やどり　花咲きぬ

何の花か分からない、豆粒ほどの白い花が沢山咲いているが、何かわびしい感じ。
その後ろに咲いているコスモスが、華やかな色を添えて生き返らしている。

　　　　　　　　　　　名も知らぬ　花に色添え　コスモスや

不出来な写真、素人俳句でも、このように組み合わせると、なんとなく良くなるから不思議である。
写真を写した時の心情が表現されているような感じの句が詠めれば良いのですが。
どうでしょう、作ってみますか。