無理が通れば 道理が引っ込む。

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ただ 生きていることの意味をさぐりたい。

2017-01-03 10:06:22 | 日記

先日 甥の嫁の母上が亡くなったという 通知を受けた。100歳。ほんとに悲しみの中にも

「おめでとう ご苦労さん ゆっくり休むのよ。」と言ってあげました。嫁はそういった。

やはり100歳一世紀を生きる人は 見た目にも違って 矍鑠としておられたことをおもいだす。

そういいながら 自分には100までの通行手形は 出そうにない。90歳になったとはいっても 一年一年が勝負である。

昨年暮れに大方の準備は済んだと思っていたが、まだまだ気がかりなことが多い。

その一つに 敗戦の日に 悄然として 復員して 親父に申し訳ないとわびを入れたら

生きるも死ぬるも 天命と思えと言われた。死ぬることは 承知で身を投じた軍籍であった。

ひたすら死ぬことのための訓練に励んだ。しかし、終戦という形で命ながら得るとは夢思わなかった。

だから生きることについて思い 日々の暮らしを立てていくこれ大変なことであった。

荒廃の祖国を 復員服をまといながら懸命に働いた。100時間越す残業もごく普通であった。

法に触れるようなこともした。

むき出しビルの中で モグラのように働いた。

17歳の私には 生きている目的なんかという 高等な思想なんかなかった。

それが今や 経済大国となったと聞いた。新聞は高らかに国威発揚を賛歌した。

もう戦後ではない。私どもにとっては永遠に戦後であるのに。

「彼らはいう「平和ボケのおっさん」「さび付いた機械」

今朝の新聞に 日米安全保障条約の密約をアメリカに必死に頼んでいる日本の

外務省の記事が載っていた。日本が外交文書の開示をやめるよう アメリカ

筋に頼み込むのも 日本が一番多く アメリカ側も 迷惑がっているという。

(西日本新聞)

私たちはそんな秘密を持つ国になることを希望していないのに。

一体 われわれの人生は何だったのか。日本どこに行こうとしているのか。

死ぬにも死にきれないではないか。間違っている。新聞もてれびもそして内閣も間違っている。

もう日本は 世界のリーダーになろう。世界の警察官になろうという夢を捨てて

まっとうな日本に帰らねばならない。借金も返していきましょうよ。

弱者に焦点を合わせていこうよ。政治や企業にだまされないようにしようよ。

今年生かしていただくならしっかりと祖国の在り方をみつめていきたいな。

次の選挙には しっかりした人を送り出し 政治の浄化に もう一度

酸化したい。それで政権交代でも 起これば ひょっとすると

100までの通行券がいただけるかもしれない。

 



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