


『遊星少年パピイ』(ゆうせいしょうねんパピイ)は、1965年6月3日から1966年5月27日までフジテレビ系列局で放送されていたTCJ (現・エイケン)制作のテレビアニメである。全52話。並行して、井上英沖による漫画作品が『少年』(光文社)で連載されていた。
第31話(1966年12月30日放送分)までの放送時間は毎週木曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)で、『鉄人28号』に続く江崎グリコ提供『グリコ劇場』枠の第2作として放送されていた。『鉄人28号』と同様に、オープニングと主題歌の最後にはスポンサーの「グリコ」を連呼するコーラス「グリココール」が入っていた。このコーラス部分も含めた主題歌の作詞・作曲は三木鶏郎が、歌唱はデューク・エイセスが担当した。スポンサーには江崎グリコのほか、系列会社のグリコ乳業も名を連ねていた。
第32話(1966年1月7日放送分)からは『忍者部隊月光』との放送枠交換により、毎週金曜 19:00 - 19:30 に放送されていた。
鉄腕アトム
21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。米題は『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』。
本作は、1951年(昭和26年)4月から翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27年)4月から1968年(昭和43年)にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけてフジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。このアニメ第1作は平均視聴率30%を超える人気を博し、その後、世界各地でも放映された。