RESCUE!!!

昼から仕事で東京へ行ってきた。

帰り道に電車を降りて川沿いを歩いていたら、道端にお姉さんが倒れてた！！！
なんかの発作を起こしているらしく、息も絶え絶えでめちゃくちゃ苦しそうな感じ！！！！！
お姉さんの隣りには、通りすがりと思われるおばさんが背中をさすりながら一生懸命看病していて、その周りに、また通りすがりと思われる男性が何人か、すぐに動けるような体制でスタンバイしていた。。。

周りの男性に状況を聞いてみると、とりあえず救急車は呼んだとのこと。
人数も何人かいるし、年配の方もいるし、救急車も来るとの事だったので、とりあえずオレは必要なさげかな？？と思い、立ち去ろうとしながら何気なくお姉さんをもう一度見てみると、手がはじめちゃんの“グワシッ！！”みたいになってた！！！
“コレ、前に見たことあるぞ！！！！！”ととっさに思い出した！！
“化喚起症候群”っていうヤツだ！！！！！！！と思い、隣りで看病しているおばさんを押しのけて、お姉さんに大きな声で聞いてみると、そのお姉さんは苦しそうにうなづいた！！

化喚起症候群ってヤツがどんな病気かは分からないのだけれど、むかし自分の後輩でこの症状に悩まされてたヤツがいるので対処法だけはばっちりだった。
この症状が起きると、呼吸が思うように出来なくなるみたいで、処置としてはビニール袋を口にあてて正しいリズムで呼吸が出来るようにしてあげるのだ。

お姉さんに“いま袋もらって来てあげるから！！”と言い残して、最寄りのコンビニまで猛ダッシュ！！！十数年ぶりに全速力で走ったので、膝とかガクガクしながら戻ってきて、お姉さんに袋を手渡した。
その後１～２分くらいで、救急車が来るまえにお姉さんの発作が落ち着いた。
なんだか涙目で３回くらい繰り返しでお礼言われちゃったりして、何だかいい事したなぁって感じがした。


いま思い返してみると、あの場のオレってかなりポイント高かったんじゃない！？！？誰がどうみてもカッコ良かっただろ、、、なんて一人で悦に浸りながら、風呂あがりのいま、パンツ一丁でＢＥＥＲを飲んでいる自分のカッコ悪さに心底あきれてしまった一日でした。。。