来週はいよいよメリーモナークですね。毎年楽しみにしているフラダンサーも多いことと思います。そのメリーモナークが開催されるハワイ島ではある問題が起きています。ハワイ島を象徴する木「オヒアレフア」が病原菌に侵されて次々に枯れてしまっているらしいのです。その為ハワイでは、大切なオヒアレフアを守るため、また他の島に病原菌を拡大させないために下記の注意事項を呼び掛けています。ハワイへ旅行される予定の方がいましたら、ルールを守ってハワイの自然を楽しんでくださいね。
1,病気に感染している枝・幹を持ち運ばないでください。病原菌に感染して枯れてしまった幹でも、その中で１年ほど生き続けるものもいるので、安易に持ち運ばないでください。
2,他の島々に生息するオヒアレフアを守るため、ハワイ島からどんなレフア（鉢植え・枝・葉）も持ち出さないでください。
3,オヒアを切るために使った道具は全て70%濃度のアルコール、漂白剤を使って消毒をしてください。
4,オヒアの生息地へ行ったものは、３と同じ方法で靴や靴底を消毒をしてください。
5,オヒアの生息地へ車などを使って行った場合、そのタイヤなども洗ってください。
フラは自然の恵みがあるからこそ存在できる踊りです。フラに限らず、人間そのものが自然の中に生きています。現代の私たちは色々な交通手段を使ってどこにでも行けるようになり便利になったけれど、自然には大きな影響を与えてしまっています。そのことを私たち日本人もいつも忘れずにいなければなりません。今年のメリーモナークはこんな問題もあり、各ハラウではレフアの使用を控える動きになっているようです。フラにレフアは欠かせない花なのでステージで見れないのはとても寂しいですが、そんなハワイアンの気持ちに寄り添いたいと思います。
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