長い間の疑問ですが、日本語のことわざと、英語のことわざはどうしてあんなに似ているのでしょうか?
ことわざには、比喩を使ったものが多いのですが、その比喩の使い方がどうして日本のものと、海外のものとであんなにぴったりと一致しているのか不思議です。
例えば、「時は金なり」と言いますが、英語でも「Time is money.」ですよね。
「おぼれる者は藁をもつかむ」と言いますが、「A drowning man will catch at a straw.」です。
日本でも、「藁」ですし、海外でも「a straw (藁)」です。
「壁に耳あり」は、「Walls have ears.」です。「木を見て森を見ず」は、「We cannot see the wood for the trees.」です。
何故こんなに、比喩が一致しているのでしょうか?
どちらかが、もう一方を翻訳してこうなったのでしょうか?それ以外に考えにくいですが、実際にはこんなに奇なことも起こるのでしょうか?人間の考えることは似ているのでしょうか?
誰か、教えてください。
そういえば、船井総研の船井さんが、「百一匹目の猿」というような本を書いていました。
確か、どこかの島で、百匹もの猿がある習慣を身につけると、それが何故かはるか離れた場所でも、同様の習慣が発生するのだ、といった内容でした。
空間を飛び越えて、現代科学では理解できない現象が実際に起こるのだそうです。
日本人の考えた比喩と外国人の考えた比喩が一致するとすれば、たいへん面白いし、人間の未知の能力を示唆するようで、奥深さを感じます。