今日の格言

格言を元に人生の為になるお話を書きます。

孤独は山になく街にある

2013-08-25 22:26:53 | 日記
「孤独は山になく街にある」


“この人にはわかってほしい。”

“この人のこと、わかってあげたい。”

もっとわかり合いたくて近づくと、
少しもわかり合えないことに愕然とする。

世界は狭くなった。

一人の孤独より二人の孤独の方が深い。

「孤独は山になく街にある」と哲学者の三木清も言っている。

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頑張っているときほど、自分はこれだけやっているのにどうして
みんなわかってくれないのっ(´;ω;`)

と泣きたくなるけれど。。


そんなときほど、周りのみんなも自分の苦しみ、

わかってあげたいのに理解できなくて苦しんでいるのに、

気付かないヽ(゜Д゜≡゜Д゜)/(Дヾ)・゜・。


心が悲しみに閉ざされ塞がってしまって、周りの優しさに気づくゆとりがないのでしょう。


わかってもらえないのも孤独ですが
わかってあげられない孤独も深刻です。

誰にもいえない、誰にもわかってもらえない心がそのまま、
わかってもらえ、受け入れられた時、人はこの孤独から解放される時がくる。
といわれています。

それはいったいどんな時なのでしょうか?

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≪今日の1言≫


幕末に活躍した西郷隆盛は、少年時代、青年に襲撃され大怪我をしてしまった。

手ぬぐいで応急処置をして、夕闇の迫る秋の空を、家へ帰ると、

玄関先で我が子の帰りの遅きことを案じた母が待っている。

西郷は思わず「ワーッ」と号泣した。

薩摩男児は泣き虫、弱虫、欲張りが最も恥とされていた。

隆盛が泣いた、との噂を聞き、押しかけてきた友人達に彼は言った。

「確かに俺は泣いた。しかし、痛くてでも、甘えて泣いたのでもない。

夕闇の中玄関先で、心配そうに待ってくれてた母を見た時、

『ああ、母に心配をかけてしまった。親不孝なことをしてしまった。

すまんことをしてしまった』

と、心が強く責められて、泣かずにおれなかったのだ。」と。