コロナウィルスがついに身近に来た。私達の学生の頃にはまだ西蒲原郡に位置していた地域(現在は他市に属している)に発生したのだ。私も後期高齢者で持病持ちだ、注意せねばと思っている。しかし、自然はいつものように春を迎えている。4月に入り、蒲原平野も暖かい日が続いている。田んぼの畦も春の雑草が花を開き、タンポポや菜の花も道端を飾っている。遠くに見える2000メートル以上の飯豊連峰はまだまだ雪深く、7月ころまではその姿を見ることができるだろう。今年の蒲原の桜は早い。今日(4月7日)現在満開を迎えているところもある。平野部の田んぼには、一部耕耘作業が始まっている。いよいよ一ヶ月後に迫った田植えのシーズンが始まったのだ。正に蒲原平野は春一色だ。
畦道は、ハルノノゲシ(上)やオランダミミナグサ(下)が、ツクシやオオイヌノフグリに続いて花盛りだ。
蝦夷
越後線の線路脇の農道には、タンポポが黄色な花を咲かせていた。これはセイヨウタンポポで在来のエゾタンポポなどとは違って最近は蒲原平野を凌駕している。昔からある在来種と違うところは、下の写真にあるようにガクの部分が反り返っている。昔は岩室地域などでは農道を歩くとほとんどが在来のタンポポであったが、今では希少価値になりつつある。
下の写真にあるように田んぼではまだまだ褐色の切り株が目立つが、上の写真のようにトラクターによる耕耘作業が一部始まっている(後方は旧興農館高校の跡地で、そこの川沿で桜が咲き始めていた)。
上の写真は日本海から佐渡ヶ島を見たもので、ドンデン山にはまだ雪があった。下は飯豊連峰でまだまだ真っ白の山姿を見せている。
桜は、盛りを迎えつつある。左のソメイヨシノは新谷地区集会所脇のもので、8割くらいの開花状況だ。右は上堰潟公園(昔は上堰潟といて全面水に覆われていて、よく魚釣りに行ったところだ。フナの他にナマズ・ウナギ・雷魚が沢山生育していた湖みたいのところであった)の歩道脇のもので紅色の強い品種が盛りであった。
菜の花は盛りだ。先程紹介した耕耘作業の遠方に見えた興農館高校跡の桜の開花状況。蒲原平野のど真ん中で咲いている。
弥彦・角田山の山麓を歩くと、ヒメアオキ(上)の実が真っ赤に彩る。また、山道には例年より早いイチリンソウが盛りを迎えていた。
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