私には好きな言葉があります
『尊敬すべき幸福な人は、
逆境にいても、
逆境にいても、
つまらぬことはくよくよせず、
心配しても始まらないことは心配せず、
自分の力のないことは天に任せて、
自分の心がけをよくし、
根本から再生の努力をする人である』
心配しても始まらないことは心配せず、
自分の力のないことは天に任せて、
自分の心がけをよくし、
根本から再生の努力をする人である』
これは武者小路実篤の言葉です
昔から好きでしたが
夫を亡くしてから
今まで以上に支えにしている言葉です
以前は病気になる事も
死ぬ事も恐怖でした
でも夫を亡くして
死が身近である事を目の当たりにし
誰にいつどんな形で訪れるのか
全く分からない出来事であることを
改めて感じ
夫が待つであろうその世界に
自分が行くのを恐れなくなりました
夫は生前
私が居なくなる事や
病気になる事を私自身よりずっと
怖がり
もし私が重い病に冒されたら
今よりもっともっと働いて
稼いで絶対に治してやる
と言っていました
なのに突然居なくなってしまうなんて
それでも私は
定命尽きるまで
生きて行かなくてはなりません
悲しくて寂しくて
1人で生きて行くなんて
辛すぎるけど
あれもしようね
あそこに旅に行こうね
そんな2人でしようと思っていた全てが
もう出来なくなってしまったけど
それが現実
これから
私がどう生きて行くのか
夫の居ない時間の中で
何が出来るのか
今はまだ無理だけど
前を向いて努力して行けたらいい
と思っています
武者小路実篤の言葉にあるように
再生の努力をする人に
少しずつ近づきたいです