深野神楽保存会のブログ

島根県雲南市吉田町深野で出雲神楽を復活し、次世代へ伝えようと活動中の深野神楽保存会のブログ

神楽の始まり

2013-09-26 23:46:44 | 日記
磐戸は祭典の始まりで、ウズメの舞は神楽の始まりです。
大事なウズメの舞。
深野神楽のウズメ舞をYou Tubeでアップしています。
ご覧ください。《下の画像をクリックしてね!》


スサノオの里神楽舞

2013-09-25 19:16:00 | 日記
9月22日(日)佐田町のスサノオホールで開催されたスサノオの里神楽舞に「磐戸」で参加しました。
開演前、ステージにてスタッフさんと確認をします。
かがり火舞では自分たちがスタッフと言うことで余裕がなく、ボロボロになってしまいましたが、スサノオホールのスタッフに助けられて
今回は上手くいきそうです。


楽屋のて準備。


何故かタヂカラオとアマテラスがツーショット!!
実は、アマテラスは高校1年生の女の子で今日が大人の舞初デビュー。
子ども神楽としては、保育所から小学校
、中学校と神楽を続けている筋金入り(^^)


さて、スタンバイです。


今回は、子ども神楽に助けらえました。
奏楽の笛は小学6年生の女の子たちです。
大人顔負けの笛を披露!!!
上手くなってビックリでした。
オモイガネもノリノリの声に、会場から拍手が起こりました。


コヤネとフトダマがロウソクの明かりで登場です。
アマテラスが磐戸に隠れたため、真っ暗なのです。
みんなで相談です。


力の強いタヂカラオ登場。
迫力の舞にまたまた拍手!!


最後にウズメが登場し、アマテラスに出ていただくために、磐戸の前にて舞を舞います。
クライマックスです。


何事かと、アマテラスが磐戸を開いて覗くシーン。


タヂカラオによって磐戸が開けられました。
出雲神楽ではドライアイスは使いません。
今回も使う予定ではなかったのですが、ジャズと神楽のコラボをした時のスタッフさんがおられたので、様子をわかっておられるので
お願いしてみました。
いい感じでした。
フトダマにより注連が張られアマテラスが磐戸に戻らないように言われます。


高校1年生のデビューは堂々としていました。

かがり火のリベンジを果たせたので、みんなホッとしていました。
今度磐戸をするのは、3月30日(日)広島千代田の月一の舞です。

かがり火舞の舞台裏

2013-09-11 14:08:29 | 日記
かがり火舞室内開催に決めてから、計画を練り直し・・・。
9月6日(金)の夕方から、田井小学校体育館にて舞台を設置開始しました。


一昨年に深野神楽の25周年記念共演会。昨年こども神楽の10周年共演会を経験しているので、記憶に新しく舞台はどんどん出来て行きます。




一通り舞台が出来ると、自然と自分たちの磐戸練習。



翌7日(土)本番の朝。ボランティアスタッフさんにも集まってもらい、ました。
連日お世話にんっている方も、また出てきてくださって、ありがたいことです。
感謝。


まずは、校庭のトラック内に乗り入れないように杭を打ってロープを張ります。
予報通り朝から雨が降ってきました。
今回は室内に決めていたので、ハラハラしなくてすみました。

看板を貼り直してもらいました。


プログラムも刷り直したのを折ってもらいます。


竹を取ってきて舞台へ飾ります。
かがり火舞の雰囲気を出すために4本取ってきて角に着けます。



小だたらも準備が進められ、火が入りました。



ボランティアスタッフは、午前で準備終了で解散してもらいました。
午後一で、わくわくお話し隊さんと仁多乃炎太鼓さんとのコラボの合わせをします。
3団体で合わせたのは1度だけ。音響に入ってもらってリハーサルでした。
合わせどころを確認します。


外のプールに島大生が水燈路を設置。
イイかなと思ったけど、実際は駐車場のナイター照明で明かりは目立ちませんでした。
来年は是非さくらおろち湖で輝いてほしいです。


第6回斐伊川夕刻かがり火舞は無事終了です。
終演後にケラが取り出されていました。
スクリーンに映し出された「小だたら」の火は、さながらかがり火の炎のようでした。
案を思いつく人、実行出来るよう考える人、協力して動いてくれる人・・・。
今回は本当に、色んな人の力で出来たかがり火の舞台だったように思います。
長い長い1日が・・・1週間が終わりました。
関係者のみな様、本当にお疲れ様でした。

ダムの水位上昇で急遽撤去!!

2013-09-04 15:34:22 | 日記
「尾原ダムから水を放流します・・・・」
朝の放送で「じぇじぇじぇ!!!」
嫌な予感がしていましたが、電話が鳴りダム湖に残してきた物の撤去せよ!と言うことで、「会長!!!」
電話で招集されたメンバーが現地に集まりました。


雨はじゃんじゃん降り続きます。
せっかく時間をかけて作られた、小だたらの炉もすべて撤去。


「たたら撤去作業中に、こんなになっちゃいました~。100均はだめだねえ」
カッパの意味がない・・・。
でも、つらい現場に笑いを起こしてくれました(笑)


集まったのが総勢14人。
急遽だったのに、協力者が沢山集まって下さって、一気に片付いてしまいました。
本当は、明日、明後日少人数で行う予定だったのに、本当に感謝です。


「無くなっちゃうと寂しいね。」
来年は絶対ここで開催するぞ!!!
と、みんなは心に誓いました。


荷物を会場となる小学校の倉庫へ運び込ませてもらいました。

カッパももうボロボロです(笑)


テントはメンバー自宅の車庫の梁に干します。
大工さんが高いところへひよいひょい!「さすが~大工さん」

でこんな状態で水切り・・・外に干せないからね。


おかげさまで、一度に終わりました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
感謝感謝・・・。
体育館の入り口で、小だたら操業も行えることになりました。
水燈路も、会場周辺に飾る予定です。
ダム湖のロケーションとは異なりますが、出来るだけ素晴らしいステージにしたいと、メンバー一同気持ちをもう一度
盛り上げてまいります。
どうぞ、室内だからとガックリしないで、ステージを楽しんでください。

あきらめない思い・・・。

2013-09-03 22:21:34 | 日記
9月1日(日)斐伊川夕刻かがり火舞当日。
朝集まったメンバーは審議をしました。
かがり火舞を延期にすべきか、決行するべきか・・・・。
話し合いは堂々巡りで進みませんでした。
雨はその時は降っていなかったのです。
「よし!決行!」決まった時には30分以上たっていました。

しかし、決めたとたんに雨が・・・・。
雨の中テントを張り続けます



鉄の歴史村財団法人もテントを張って、「小だたら」の炉を作っていきます。


客席になる階段もびしょ濡れです。


何とか開催したい思いで、神楽のメンバーがスポンジで水を吸い取ります。
テントの中の水を吸い取っても吸い取っても、またたまる繰り返し。
それでも、何かしてなきゃ、無力の自分にやりきれない思いがぬぐいきれなかったのです。


そんな様子を見てか、ボランティアスタッフさんが動き出しました。
水をかき出せ!!と・・・。


雨が降る中を飛び出して行って、水をかき出す姿に、神楽おメンバーも飛び出します。
ステージしたと前の一番大きい水たまりの水をみんなでかき出しました。


すると、亀山さんが見かねて、動かれました。
水を抜いてやろうと懸命です。
凄く嬉しかったです。


舞台の下から水をかき出すメンバー。
「やった!水へったよ!!!」楽しかった!!
しかし容赦なく雨脚が強くなり、あっという間に水たまりが出来ました。
その瞬間メンバーの動きが止まりました。
もう限界でした。


最後まであきらめなかったスタッフは全身濡らして看板を立てました。
ここで予定通り全出演者で舞ってほしい。
しかし、たとえ夕方止んだとして、会場が水浸し。
ステージも、テント下も・・・。
去年の様に衣装や道具を濡らしてもらいたくない。
遠方から出演していただく団体にはここが限界!!
判断を下さなければ・・・。
出店店舗には本当に申し訳ない決断になってしまいました。


斐伊川夕刻かがり火舞は9月7日(土)に延期になりました。
また台風で雨予報です。
もう、こんな思いはしたくないです。
中止だけは避けたい・・・だから田井小学校体育館での開催を決定しました。
さくらおろち湖のロケーションにはかないません。
ですが、思いは一緒なのです。
来年は絶対晴天のさくらおろち湖で出来るよう、開催時期を検討します。
その想いも含めて・・・。
水燈路も飾りますよ。
島根大学の学生の協力です。