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青樹句会

主宰:高橋信之(花冠名誉主宰)

◆投句箱◆

2012-01-23 08:50:37 | 日記
■ご案内■
●参加者:花冠会員・同人。会員・同人以外の一般参加も許されますが、参加申込によって、花冠IDを取得してください。
●投句:一日一回、当季雑詠3句以内。ツィッターやフェイスブックに投句した句も許されます。
●投句場所:下の投句箱<コメント欄>にお書きください。投句箱<コメント欄>には、句評など投句以外のことを書き込まないでください。
●選者・選句:選者は高橋正子(花冠主宰)です。特別選者が招待されることがあります。選句・入賞発表は、随時行われます。
※ご投句は、ご本名でお願いします。ご本名以外の場合は、削除されます。

●次回(第4回)句会選者(8名)
○主宰選者:高橋正子
○招待選者:多田有花・高橋秀之・藤田洋子・小西宏・黒谷光子・祝恵子・迫田和代

●伝言版
伝言、お問い合せなどがありましたら、下記アドレスの<伝言版>にお書き込みください。
http://blog.goo.ne.jp/kakan100



■投句箱■
第4回句会投句箱(1月22日~28日)は変更されました。
ご投句(1日3句以内)は、下の<コメント欄>にお書き込みください。句評など投句以外のことを書き込まないでください。投句以外の伝言などは、上記の<伝言版>にお書きください。

47 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
投句 (高橋秀之)
2012-01-28 19:40:41
冬すみれ寄り添い競う花の色
冬月を背中に実家へ道急ぐ
枝先の力強さや冬木立
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投句 (藤田洋子)
2012-01-28 15:09:43
寒椿目覚めの息の清々し
実千両ほろりと床に尚赤し
一月の朝日差しくる畳の目
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投句 (今村征一)
2012-01-28 10:25:16
一切の音を閉ざして雪霏々と
老い耄れと言はれたくなし雪を掻く
なによりも暮雪に滲む島の灯に
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投句 (迫田和代)
2012-01-28 09:48:00
土交じり少し汚れた雪達磨
荒れ狂う海風に乗り風花よ
陽を浴びて冬芽冬芽の大きな木
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投句 (小口泰與)
2012-01-28 08:51:33
寒暁のくれないに染む浅間かな 
上州の肌射す風や冬木の芽
白障子開けるや小犬跳びこみぬ
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投句 (高橋秀之)
2012-01-27 23:57:21
風吹けば右も左も雪の舞
寒き風遠くがくっきり生駒山
バスを待つ間の寒風首隠す
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投句 (古田敬二)
2012-01-27 23:49:17
老夫婦蠟梅咲かせ恙無し
冬空に大鷹描く大円周
引き寄せて離れ難しや枇杷の花
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投句 (桑本栄太郎)
2012-01-27 23:45:33
寒暁の明かり茜や寒鴉
戸惑いを見せて構えリ寒鴉
寒月の嶺の高みや鎌の月
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投句 (小西 宏)
2012-01-27 23:17:05
土潤い朝日背伸びす霜柱
凪青し間近に雪の三原山
花アロエ黒船錨せし浜に
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投句 (藤田洋子)
2012-01-27 22:59:36
川は音深く沈めて葦枯るる
葦原の枯れ尽くしても水の上
枯葦の水広々と濁りなき
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投句 (藤田裕子)
2012-01-27 22:51:59
寒雀飛び立つ後に声弾む
遠山は雪にけぶりつ澄みし朝
着ぶくれし人みな足早裏通り
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投句 (津本けい)
2012-01-27 20:44:27
バスの窓に冬野の空の広々と
空晴れてミモザうす黄に蕾みけり
空の色溶かして青き寒の川
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投句 (祝恵子)
2012-01-27 18:05:32
毛糸帽我が身映してショーウインドウー
草の群れ水にも群れて鴨動く
冬芽吹きあちこちありて空仰ぐ

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投句 (多田有花)
2012-01-27 17:25:10
針葉樹凍れる池に身を映す
暖かき色を持ちおり寒落暉
今日もまた一輪のみの冬の梅
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投句 (高橋信之)
2012-01-27 16:23:55
寒禽啼いて大空のますます青し
冬雲流れて白く見ゆ青く見ゆ
過ぎゆく時よ今日大寒の快晴に
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投句 (黒谷光子)
2012-01-27 15:41:29
雪の道誰かの靴の跡辿る
雪道を戻り一服茶の美味し
厨窓午後の日射して雪明り
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投句 (今村征一)
2012-01-27 13:07:34
待つてゐてくれしは風と雪をんな
煮凝の鮒に戦後を裏返す
着ぶくれて足湯し温泉たまご茹で
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投句 (河野啓一)
2012-01-27 11:28:27
さざ波に鴨を浮かべて園の池
青空に雲淡くして春近し
薄日差し妻と出かけるランチかな
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投句 (足立 弘)
2012-01-27 10:03:36
山寺の蕾膨らむ梅古木
初詣太鼓の音に襟正す
木の枝の鳥の囀り日向ぼこ
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投句 (小口泰與)
2012-01-27 09:13:36
水仙や赤城の襞のかくれなし
寒晴やピチピチと手に静電気
眼間の水を飲みけり寒鴉
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投句 (桑本栄太郎)
2012-01-26 23:31:00
赤松の赤き地膚や寒きびし
寒林の枝の先までみな空へ
あかみどり尾灯の空の寒の夜
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投句 (川名ますみ)
2012-01-26 21:48:47
初芝居二列前にも見知る人
手を引かれ梅に花芽がついたよと
小正月フェイスブックに載る小豆
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投句 (小西 宏)
2012-01-26 20:46:36
雪が降る小(ち)さき空より広き地に
低き陽に遠きとどろき冬の雷
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投句 (津本けい)
2012-01-26 20:34:35
冬燈ひとつの無人駅過ぎる
街灯に吹きあぐるごと雪が舞う
霰降る駅舎に薄き夕日影
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投句 (高橋信之)
2012-01-26 20:08:44
冬桜咲きいて空の美しき
冬日さんさん里山の木が音を立てる
旅人が枯芝のやさしさを踏む
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投句 (河野啓一)
2012-01-26 18:46:27
寒晴れや朝日を含む雲も見え
海晴れて六甲颪肌寒く
氷点下凍結したる給湯器
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投句 (古田敬二)
2012-01-26 14:49:05
枯れ芦のまっすぐという美しさ
春隣キッチンへ射す陽の角度
水仙の言問いたげに揺れており
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投句 (今村征一)
2012-01-26 13:03:22
トンネルの間に間にスキー灯り飛ぶ
風花や懐紙で包む加賀銘菓
魑魅住む森とも飛雪また飛雪
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投句 (小口泰與)
2012-01-26 09:53:54
水仙花シャッター音の加わりぬ 
凍て空や大甕に来し尾長鳥
日脚伸ぶ鳶を襲いし鴉かな
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投句 (藤田裕子)
2012-01-25 23:21:01
冬さくら思い出の中ほっと白
冬星座しばし降られる時楽し
この上なき紅色込めし寒椿
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投句 (安藤智久)
2012-01-25 22:54:56
足跡にリズムのありて雪の山
新雪の峰を朝日が露わにす
大根のシュッと削がれて煌めけり
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投句 (桑本栄太郎)
2012-01-25 22:33:30
蝋梅の明かり取込む垣根かな
寒禽の驚き翔てる三羽かな
松籟となりし赤松寒の風
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投句 (小西 宏に)
2012-01-25 21:30:25
ほんのりと雪おく屋根に朝日さす
写生する鶴の噴水凍りいて
都会にも風花の舞い手を伸ばす
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投句 (河野啓一)
2012-01-25 21:08:42
寒椿膨らみ嬉しわが門に
山茶花の散り初め次は寒椿
初雪の消えたる朝の箕面山
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投句 (黒谷光子)
2012-01-25 20:03:34
薄雪の大地清めて宗祖の忌
湖も村も抱きて山眠る
投函を済ませ寒星仰ぎけり
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投句 (佃 康水)
2012-01-25 19:05:54
野に覚めし淡きみどりや蕗の董
声援の波打つ安芸路初駅伝
弦締めて師のカウントに初稽古
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投句 (多田有花)
2012-01-25 16:16:01
法螺貝の音響きおり寒晴れに
よく晴れて風無き朝のよく冷えて
寒晴れや平野にぽつんと雲の影
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投句 (高橋信之)
2012-01-25 15:56:47
冬芽しかとあり空青きところにあり
大寒の空仰ぐこといく度も
雪解けぬところあり思いだすことあり
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投句 (津本けい)
2012-01-25 15:26:40
ドアの風モビール揺らせて日脚伸ぶ
雲割れて零れ飛びくる寒雀
社の森冬鳥あまた鬩ぎ合い
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投句 (祝恵子)
2012-01-25 12:17:34
吾が影を水輪に揺らし冬の鷺
思い切り鴨羽のばし水しぶき
祈る像平和の塔へ寒の晴れ
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投句 (迫田和代)
2012-01-25 10:57:36
島影が明るくなって寒夜明け
仏壇の花も明るく春を待つ
陽の入りに真っ赤な空と雪山と
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投句 (今村征一)
2012-01-25 10:48:09
結露拭き大寒晴の空磨く
風花や灯ともし頃の茶屋の町
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投句 (古田敬二)
2012-01-25 10:18:47
水平に突っ込む翡翠枯れ芦へ
寒林のコゲラのドラムの律動感
冬の森入れば真昼の日は温し
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投句 (小川和子)
2012-01-25 09:59:47
新雪に轍くっきり天晴るる
雪晴れの凍て道をシャリシャリと踏む
雪明かり車窓に過ぐる蒼き川
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投句 (小口泰與)
2012-01-25 09:38:15
噴煙の流るる里や葱の里
おみくじの風になじみし懐手
日を乗せて白鳥湖へ急ぎけり
返信する
投句 (転記)
2012-01-25 06:10:48
●1月22日
投句 (小口泰與)
2012-01-22 08:47:52
短日や飼葉に舌出す牛の群
鋤焼や大黒柱黒光り
塊りて反転せしや寒雀

投句 (今村征一)
2012-01-22 13:58:17
雲居へと駆け上りゆく寒の滝

投句 (黒谷光子)
2012-01-22 16:16:46
おみくじの白一月宮の松
列なして歩く湖岸や冬うらら
山々も湖も冬晴れ展望台

投句 (多田有花)
2012-01-22 16:44:48
春隣る光の中を森歩く
春近き風と光が竹林に
それぞれの影を大地に冬木立

投句 (小西 宏)
2012-01-22 20:36:58
どてら着て窓に初雪屈み見る
降る雨に一つ浮きゆく霙かな

投句 (津本けい)
2012-01-22 20:58:18
水仙の暮れゆく影の香りけり
遠き木をより濃く染めて冬夕焼
凍星の降る野を抜ける列車の灯

投句 (古田敬二)
2012-01-22 23:30:43
黒々と木立ちの陰影冬落輝
掌に振れれば枯れ芝あたたかし
寒禽の食いこぼす実の赤点々

●1月23日
投句 (小口泰與)
2012-01-23 09:30:17
満月の西に消えけり冬の朝
寒晴れや長き裾野の赤城山
山裾を風ごうごうと玉子酒

投句 (今村征一)
2012-01-23 09:35:58
寒牡丹咲かせ浮世を離れ棲む

投句 (古田敬二)
2012-01-23 11:05:45
走り根を踏んで寒風の中をゆく
交差して走り根冬の土つかむ
寒禽の陽あたりながら枝を飛ぶ

投句 (小川和子)
2012-01-23 12:07:26
花苗に音なき小雪被る朝
霙るれば畑地のすべて潤えり
寒の水注して白菊瓶に栄ゆ

投句 (多田有花)
2012-01-23 16:57:10
北風の今日は戻りし煙突に
竹林は静かに迎え旧正月
湯たんぽが先に入っている布団

投句 (小西 宏)
2012-01-23 20:46:40
庭石に軽き音たて霰あそぶ
雲晴れて親しき山に雪の筋
大寒に陽の差し帰り街賑わう

投句 (津本けい)
2012-01-23 23:04:19
寒風に押され鶺鴒畑走る
大寒の日に淡々と鳶舞えり
冬かもめ引き連れ帰る漁船団

投句 (黒谷光子)
2012-01-23 23:09:40
一本の畑の大根煮る下す
大根を飴色に煮て夕厨
寒の灯と机一つを分かち合う

投句 (桑本栄太郎)
2012-01-23 23:34:25
露凝るや玻璃のしたたる厨窓
街の灯の早やも点りし寒雨かな
寒燈の橋を来る人帰るひと

●1月24日
投句 (小口泰與)
2012-01-24 09:30:35
寄鍋や浅間に星の満々と
海鼠腸や今宵の客の長居なり
ごうごうと吹くや赤城は雪催

投句 (古田敬二)
2012-01-24 09:50:03
朝の冷えまだ蓄えて竹林
暗き薮抜け出て句帳に冬陽射す
冬の陽のほのかに温し楢大樹

投句 (古賀一弘)
2012-01-24 10:30:24
うねりては鈍色深む冬の海
交替で肩ほぐし合ふ炬燵かな
愛猫が顔すり寄せる寒さかな

投句 (今村征一)
2012-01-24 12:54:19
創業は文化味噌屋の鳥総松
雪原もまた碧落も極めたる

投句 (河野啓一)
2012-01-24 16:25:27
温めて牛乳ぐっと冬の朝
全山に雪を被りて横たわる
箕面山白く霞みて眠る朝

投句 (多田有花)
2012-01-24 17:02:53
遠山に降る雪を見て陽の中に
氷張るバケツの歪みそのままに
カーブ切る先の夕空日脚伸ぶ

投句 (小西 宏)
2012-01-24 20:25:12
風邪癒えてまた人ごみを歩いてみる
町からも雪まとう山見え嬉し
灯を消して二人静かに雪を待つ

投句 (桑本栄太郎)
2012-01-24 20:47:31
人影のなき門扉かな八手の実
風花や遠き嶺より雲降りぬ
寒風を髪に掻き分け帰りけり
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投句 (川名ますみ)
2012-01-25 01:07:47
鉢の梅莟めば独り座り込む
凧揚ぐる男のひとり隅田川
番頭の毛先弾ませ初芝居
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