思わぬご馳走が…?
…。
ミツバチは蜜を食べるんでしたっけ…?
主食ははちみつ、おかずは花粉デスって。
ミツバチの食事は、はちみつと花粉。エネルギーをつくりだす糖を主成分とするはちみつは主食、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどを含む花粉はおかずといえます。 また、ローヤルゼリーは、女王バチと女王バチ候補の幼虫だけが与えられる特別な食事です。
熟成されたおいしいはちみつ
働きバチが花から集めた花蜜は、実は、はちみつではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめてはちみつとなるのです。まず、働きバチは、胃のそばにある「蜜のう」というところに花蜜を貯めて巣に帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで蜜を渡します。このとき、働きバチの体内の酵素の働きで、花蜜の成分であるしょ糖が果糖とブドウ糖へと変化します。つぎに、 蜜を受け取った働きバチは、蜜を貯蔵するための小部屋へと運び、花蜜の水分を蒸発させるために羽ばたきで風を送ります。34℃前後という巣の中の高温も、はちみつへの熟成・濃縮を促進します。こうして完成したはちみつは、蜜ろうでフタをして貯蔵され、保存用の食料となります。
だそうです…
という事は、私達が美味しく頂いているのは、ハチさんの主食で有り保存食だったんですね。