回想の鉄道車両

回想の鉄道車両(626)

31系電動車モハ31形を両運転台化したモハ34形30番台車両。

1950年に上記モハ34形30番台の車両が誕生しました。
そして後年に更に増備されます。(今回話題にするのは1950年の改造車です。)

1.この改造車両に私が初めて出会い、撮影したのがこの写真でした。
  モハ12013号車。品川電車区で1953年改番後の時点でした。
  製造時はモハ31050号車、1950年の改造でモハ34034号車にな  っていました。改造時には両運転台付のモハ34形は居たので続きの30番台が割り当てられました。そして改番で標記の車号になったわけです。

1950年代の半ばになると鶴見線でも見かけるようになり、弁天橋電車区に出かけて撮らしていただきました。

2.モハ12014号車。弁天橋電車区。
製造時はモハ31051号車。1950年両運転台化でモハ34035号車。


3.モハ12016号車。弁天橋電車区。
製造時はモハ31059号車。1950年両運転台化でモハ34037号車。

4.モハ12010号車。陸前原ノ町電車区。1956年。
     製造時モハ31037号車、1950年両運転台化モハ34031号車。
 改番でモハ12010号車になりました。


 仙石線で31系唯一の半室二等車として運用され、写真も他に見たことがなかったので21年前に私が「国電車両写真集」を出版した時、入れたかったのですが、写真の出来から断念した経緯があった写真です。
 今回スキャナーで丁寧に再チェックして初公開してみました。
 同じ半室2等車でもモハ34形のオリジナル車と比べてモハ31形特有の武骨な感じが出ていると思うのですが、・・・・・
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