営団地下鉄5000系車両(9)
暫くお休みしていた営団地下鉄5000系車両についての続編です。
営団5番目の路線として千代田線が1969年12月20日に北千住~大手町間で最初の開通を迎えましたが、この時登場したのが東西線で使用中と同形の5000系車両でした。千代田線と言えばチョッパー制御の6000系を思い浮かべる方が多いと思いますが最初は5000系車両で編成も東西線の初めの時と同じ3両編成でした。
1.綾瀬車両基地付近の千代田線用5000系3両編成試運転列車。
識別帯の色は路線カラーのエメラルドグリーン色でした。
2.新御茶ノ水駅のホーム風景。
3.大手町駅ホームの5000系3両編成。
4.保安装置は日比谷線、東西線と同じATC方式ですが、東西線等が地上信号方式であるのに対して車内信号方式になったため、当初は運転台の上部に大きな信号灯列で信号を現示していました。
この開業用に製造された5000系車両の車号は次の通りです。
5839+5315+5039 5840+5316+5040 5841+5317+5041 5842+5318+5042
5843+5319+5043 5844+5320+5044 5845+5321+5045 5846+5322+5046
5847+5323+5047 5848+5324+5048
5.開通をお客さんに知らせるメトロニュース。
6.この開通で営団地下鉄の営業キロが100キロを超えたので発売された記念乗車券です。
図案に千代田線も5000系車両が描かれています。
尚、営団地下鉄5000系車両の続編は一週間後に掲載の予定です。