金融庁の金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」の第1回会合が、11月10日に開催され、その資料などが金融庁ウェブサイトで公表されました。
事務局説明資料をみると、3つの制度(取引所・会社法・金商法)による開示内容の整理、開示の日程・手続、非財務情報の開示が、論点として挙がっています。このうち、今回の資料では、最初の2つについて、制度概要や海外のルールなどが紹介されています。

(金融庁資料より)
開示制度議論の作業部会が初会合=金融庁(ロイター)
「作業部会では、金融商品取引法、会社法、取引所規則と併存する開示ルールを整理して問題点を洗い出し、開示情報を投資家や株主にいかに効果的かつ効率的に伝えるか議論するほか、企業のガバナンスや中長期計画といった非財務情報の開示のあり方、株主総会の開催時期などが主な論点になる見通し。」
企業の情報開示効率化で初会合 金融審議会(日経)