会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査人交代事例3件、ひびき、かがやき、清陽の退任(2023年5月15日)

最近の監査人交代事例です(2023年5月15日発表分)。

1.セーレン(東証プライム)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

ひびき監査法人→協立神明監査法人、の交代です。

ひびきから契約更新辞退の申し出があったそうです。

「同監査法人については、2023 年1月 20 日に公認会計士・監査審査会から金融庁に対して、同監査法人に対する行政処分勧告がなされ、2023 年3月 31 日に金融庁より業務改善命令処分が行われました。また、同監査法人より、翌期の会計監査人辞退の申し入れがあり、複数の監査法人を対象に比較検討を実施してまいりました。」

後任については...

「監査役会が協立神明監査法人を会計監査人候補として選任した理由は、同監査法人の専門性、独立性、品質管理体制及び監査報酬予定額を総合的に勘案した結果、適任と判断したためであります。 」

現監査人の就任年は、2014 年です。

2.中日本鋳工(名証メイン)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

かがやき監査法人→五十鈴監査法人、の交代です。

監査費用を筆頭にあげています。

「当社は、監査費用の相当性を考慮し、複数の監査法人を対象に比較検討を実施してまいりました。これに伴い、専門性、独立性、適切性及び品質管理体制並びに監査報酬も含めて総合的に検討を行った結果、新たに五十鈴監査法人を会計監査人として選任するものであります。」

現監査人の就任年は、2008 年です。

3.ヤマノホールディングス(東証スタンダード)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

清陽監査法人→フェイス監査法人、の交代です。

「当社の事業形態に適した監査対応監査報酬の相当性等について総合的に検討した結果」とのことです。

現監査人の就任年は、2021 年です。

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