東証2部上場のスリーエフの公認会計士等の異動に関するプレスリリース。
ここでも、監査報酬の話が...
「当社の公認会計士等である有限責任監査法人トーマツは、2019年5月30日に開催予定の当社第38回定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。現任公認会計士等は、在任期間が24年と長期に渡ること、また近年は監査報酬が増加傾向にあることから、当社の事業規模に適した監査対応や監査報酬を基準に選定を行った結果、上記3の理由により、新たに会計監査人としてOAG監査法人を選任するものであります。」
後任の監査法人は、「国内法人の監査に特化していることにより、当社の事業規模に適した効果的かつ効率的な監査対応が可能」なのだそうです。
監査報酬を交代理由に挙げることが、はずかしいことではなくなっているようです。それでも、報酬だけだと寂しいのでしょうが、在任期間の長さも一緒に理由としておけば、前向きな印象を与えます。
やはり、「会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会」報告書の影響は、かなり大きい?
2017年には、「監査法人のローテーション制度に関する調査報告」というのも公表されて、継続期間が長いのを問題視しています。
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