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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査人交代事例3件、新日本、ナカチ、大有が退任(2023年5月30日)

最近の監査人交代事例です(2023年5月30日発表分)。

1.大 井 電 気 (東証スタンダード)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

新日本→保森監査法人、の交代です。

継続監査年数監査報酬の相当性等を考慮し、複数の監査法人と比較検討を実施いたしました。

その結果、保森監査法人の監査実績、専門性、独立性、監査の実施体制、品質管理体制及び監査報酬の水準等を総合的に勘案し、同監査法人を新たな会計監査人として選任する議案の内容を決定したものであります。」

現監査人の就任年は、1989 年です。

2.I T b o o k ホ ー ル デ ィ ン グ ス(東証グロース)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

監査法人ナカチ→ゼロス有限責任監査法人、の交代です。

「当社の事業拡大に伴い監査時間が増加傾向にあり、そして、監査費用のさらなる上昇が見込まれること等を考慮し、会計監査人を見直すことにいたしました。」

現監査人の就任年は、2019 年です。

異動予定日は、2023 年6月 26 日(第5回定時株主総会開催予定日)となっていますが、会社のプレスリリース(「第5回定時株主総会の「継続会」の開催方針に関するお知らせ」)によると、6月26日の総会では計算書類の報告ができず、「継続会」(日程未定)を開催する予定です。こういう場合、定時総会日で退任ということでよいものなのでしょうか。

当サイトの関連記事(同社子会社での現金着服事件について)

3.あさくま(東証スタンダード)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

有限責任大有監査法人→かがやき監査法人、の交代です。

当社の事業規模に適した監査の実施状況、監査報酬及び業界の基礎知識の把握等の理由」とのことです。

後任については、「同監査法人を起用することにより、新たな視点での監査が期待できることに加え、同監査法人の監査体制、専門性、監査の実施状況及び監査報酬等を総合的に検討した結果、当社の事業規模に適した監査が期待できる」としています。

現監査人の就任年は、2011 年です。

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