日経夕刊の「人間発見」というコーナーで、高崎経済大学学長の水口氏を取り上げています。
7月7日の回は、商社を退職し、会計士を目指したことが書かれています。
「世間はバブル景気に沸いていましたが、何のスキルもない私には後がありません。「手に職をつけよう」と公認会計士を目指しました。専門学校のTACで朝の6時半から夜9時半まで猛勉強し、1年半で合格しました。」
「会計士試験は難関といわれますが、会計士になってからの方が大変です。監査法人に勤め、機械や宝石販売店の監査を担当しました。企業からは日々、様々な取引の会計処理の方法を相談されます。税法が分からないと会計処理は理解できません。税法は毎年変わります。税法の勉強が好きでないと会計士は仕事になりません。ところが私は興味を持てませんでした。」
そこで、TACで監査論と経営学を教える仕事に就いたのだそうです。
ESGに出会ったきっかけは...
「運命の出会いは90年12月。米国の投資家と環境団体が設立したCERES(セリーズ)の共同議長、ジョアン・バーバリア氏の講演会です。日々のニュースで環境問題が気になっていたので出かけました。受付の女性に見覚えがあり、「会計士補の方ですか」と声をかけました。彼女と私はともに89年の会計士試験合格の同期でした。」
当サイトの関連記事(水口氏が座長の「サステナブルファイナンス有識者会議」の報告書について)
最近の「公認会計士・監査法人」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事
【コロナ禍で最大の飲食店倒産】お好み焼き店「いっきゅうさん」など80店超を経営していた「ダイナミクス」(東京)が、負債100億円超を抱えて破産開始決定受ける(Yahooより)
監査人交代事例8件(アスカ3件(「登録の拒否」処分)、ナカチ(更新辞退)、あずさ2件、トーマツ、太陽の退任)(2025年5月23日)
デロイト トーマツ グループ、3法人の合併に関する基本合意書の締結を発表(デロイト トーマツ グループ)
