マンション管理会社「ビケンテクノ」(東証スタンダード)の元社員(68歳)が業務上横領容疑で逮捕されたという記事。
「逮捕容疑は23年6〜10月、大阪市中央区のマンション管理組合名義の金融機関口座から計9回にわたり現金計約4700万円を着服した疑い。事情を知らない第三者の口座を経由し、自身の個人口座に移動させていたという。
府警によると、同社は管理組合と業務委託契約を締結。容疑者は組合の修繕積立金の管理・出納業務などを担っていた。」
会社からは、この人物による一連の不正に関して開示がすでに行われています(→当サイトの関連記事)。
被害にあったのは、計14の管理組合で、被害額は計9億円を超えています。当時の開示によれば、組合には会社が賠償したようです。
マンションの積立金など着服か メンテナンス会社の元課長 逮捕(NHK)
【速報】マンションの修繕積立金4700万円を着服容疑 管理会社の元社員逮捕 被害総額は9億円超か 管理組合の通帳保管、自身の口座に現金移す手口「その通り間違いありません」(読売テレビ)
当社元社員によるマンション管理組合財産着服事案に対する再発防止策に関するお知らせ(2024年3月)(ビケンテクノ)