最近の監査人交代事例です(2024年2月13日発表分)。
1.アグロ カネショウ(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
トーマツ→監査法人アヴァンティア、の交代です。
監査継続年数がきっかけです。
「...監査継続年数が長期にわたることを鑑み、監査人の独立性の外観を保持して監査の信頼性の基礎を確保した上で、「新たな視点」での監査と被監査会社に関する「十分な知識と経験」を活かして高品質な監査を実施することに重点をおいて、複数の監査法人を対象として比較検討を実施してまいりました。 」
現監査人の就任年月日は、1993 年 6 月 24 日とされていますが、「調査が著しく困難であったため、当社が店頭登録した年月日であり、監査公認会計士等となった年月日はこれよりも以前であります」とのことです。たしかに、長いつきあいだったようです。
2.東邦レマック(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
あかり監査法人→東邦監査法人、の交代です。
「会計監査人を変更することにより、新たな視点での監査が期待できること、又、今後監査費用の上昇が見込まれることを考慮し、当社の事業規模に見合った監査対応と監査費用の相当性を総合的に検討した結果」とのことです。
現監査人の就任年は、2019 年です。