有限責任監査法人トーマツの2018年5月期「業務及び財産の状況に関する説明書類」(計算書類付)が公表されています。
前の期は決算期が9月から5月に変更されたため、8ヶ月の変則決算でしたが、この期から1年決算に戻っています。
主な数値は以下のとおり。売上が1千億円を超えています。比較可能な前々期は965億円でした。
(当期(12ヶ月))
業務収入 104,703百万円
営業利益 1,008
税引前当期純利益 1,283
当期純利益 879
純資産 26,513
売上の内訳。
(2017年5月期(8ヶ月))
業務収入 70,977百万円
営業利益 1,709
税引前当期純利益 2,341
当期純利益 1,650
純資産 24,568
(2016年9月期(12ヶ月))
業務収入 96,478百万円
営業利益 1,316
税引前当期純利益 2,783
当期純利益 1,885
売上高の会計方針は以下のとおり(2018年5月期)。
「業務収入の計上基準
業務契約に基づく役務提供の進行に応じて計上している。
なお、タイムチャージによる役務提供契約については、請求時間に基づいて計上している。」
収益認識会計基準の影響はあるのでしょうか。
トーマツ、前期営業益10億円 人件費増で実質減益(日経)(記事冒頭のみ)
「前の期が8カ月の変則決算だったため単純比較できないが、実質減益だった。公認会計士の採用拡大や研修強化で人件費が増えた。業務効率化に向けたIT(情報技術)システム投資も膨らんだ。」
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