ライブドア０４年決算、会計士が粉飾認識の供述

ライブドア０４年決算、会計士が粉飾認識の供述 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

ライブドアの２００４年９月期を巡る粉飾決算事件で、監査を担当した港陽監査法人の公認会計士が、東京地検特捜部の事情聴取に「粉飾だと思ったが、適正意見を出した」と供述しているという記事。

しかし、記事をよく読むと、自社株売却益の還流など、粉飾の全体像を認識していたわけではなく、買収予定会社に対する売上について疑問をもったが、会社から提出された書類をみて検討した結果、処理を認めたとのことです。

今となって考えれば、判断が甘かったことは否定できませんが、これだけでは、会計士が粉飾をわざと見逃したということにはなりません。記事の見出しは相当「粉飾」されているようにも思えます。