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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

仏検察が電通のパートナー企業に焦点、スポーツビジネス汚職捜査(ロイターより)

仏検察が電通のパートナー企業に焦点、スポーツビジネス汚職捜査

フランス検察当局が、スイス当局に対し、電通のパートナーであるアスレティックス・マネジメント・アンド・サービシズという会社の捜索と証拠の押収を要請したという記事。東京オリンピック誘致に絡むわいろ疑惑も関係しているようです。

「国際スポーツビジネスを巡る汚職疑惑を捜査しているフランス検察当局は、摘発したスポンサー料の横領事件で、日本の大手広告代理店、電通(4324.T)のパートナーであるアスレティックス・マネジメント・アンド・サービシズ(AMS、本社スイス)が横領に利用された取引で「中心的かつ不可欠な役割」を果たしていたと判断、スイス当局にAMS本社の捜索と証拠の押収を要請した。」

「この事件では、仏当局がスポンサーや放映権の契約に関連した横領の罪など国際陸上競技連盟(国際陸連)のラミン・ディアク前会長と彼の息子のパパマッサタ・ディアク氏を起訴している。捜査は今年6月に終結し、公判が行われる予定だ。

電通とAMSは国際陸連が主催する大会のマーケティングと放映などの権利の取り扱いについて協力している。フランス検察当局は両社に不正行為があったとの判断はしていない。

仏当局はさらに、五輪と世界陸上競技選手権大会(世界陸上)に絡む贈収賄疑惑についても捜査を続けており、関係者の1人は、電通とAMSの役割にも調べが及ぶ可能性があると指摘した。日本側は否定しているが、仏当局は、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会が国際オリンピック委員会(IOC)の委員だったディアク前会長とその息子に賄賂を支払った疑いがあるとみている。」

現在に至るまで、スイス側は要請に応じていないそうですが、捜査はしつこく続けられているようです。

きっと、フランス当局も、日本の日産ゴーン事件に刺激されて、はりきっているのでしょう。
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