学校法人立教学院の中学校・高等学校の事務長(59)が、約8300万円を着服していたという記事。
「学院によると、元事務長は約12年間、3口座の管理を一任されており、一昨年6月、系列小学校へ異動して着服がわかった。飲食や借金の返済に使っていた。」
この元事務長には退職金まで支払ったそうです。刑事告発してもおかしくない横領金額なのに、信じられない話です。告発しないのは資金回収を優先したからかもしれませんが、退職金を支払う理由がわかりません。何か弱みを握られているのでしょうか。
元職員による学校会計外資金の私的流用について(立教学院)
「当該元職員は、立教池袋中学校・高等学校に在職中の2000年から2011年までの12年間に、管理を任されていた学校会計外の3つの銀行口座(福利厚生資金、諸経費、互助会)から私的流用を行い、損害総額は83,127,763円でした。」
「今回不正の対象になった3つの口座については、学校会計外のものとして、監査体制が機能していませんでした。今後はこれら3つの口座を廃止するとともに、学校会計外の口座をすべて調査し、監査を徹底します。」
さすがに学校法人会計内の口座であれば、外部監査人の監査の対象でもあり、長期多額な横領は難しいと思われますが、形式上別組織の資金ということで管理外だったようです。
こちらも非営利組織(?)における横領です。金額はだいぶ違いますが。
FIFA、横領の疑いでブレイザー理事に活動停止処分(AFP)
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