シャープの2012年4-9月期連結決算で、純利益が３８７５億円の赤字になったという記事。継続企業の前提に関しても記載したようです。
「シャープが１日発表した平成２４年４～９月期連結決算は、最終損益が３８７５億円の赤字（前年同期は３９８億円の赤字）だった。液晶パネルの評価損や太陽電池事業の減損、繰り延べ税金資産の取り崩しなどで１７００億円を超える損失・税金費用が新たに発生し、赤字幅が拡大した。」
「シャープは決算短信に「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象、状況が存在する」と記載し、投資家らが抱く事業継続に関する懸念を認めた。」
事前に決算内容をリークしたのは、ショックをやわらげるためだったのでしょうか。
「ただ売り上げや営業損益は２４年４～６月期に底打ちしており、スマートフォン（高機能携帯電話）やタブレット端末向けの中小型液晶を収益の柱として、下期（２４年１０月～２５年３月）は２４年４～９月期と比べ売上高が２５００億円、営業損益は１８００億円それぞれ改善するとみている。」
それなら、累計情報だけでなく、第２四半期の３ヶ月情報も開示すれば、改善をアピールできるはずですが・・・。
平成25年3月期 第2四半期 決算記者発表
平成25年3月期 第2四半期 決算資料
（決算短信より）
財務諸表における継続企業の前提に関する注記の方は、「該当事項はありません」となっています。会計監査人はどういう対応をするのでしょうか。
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