会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

自転車架空輸出 消費税1億4000万円不正還付容疑で逮捕(毎日より)

自転車架空輸出 消費税1億4000万円不正還付容疑で逮捕

ブルキナファソ国籍の中古自転車販売業者(50歳)が、消費税法違反などの疑いで逮捕されたという記事。

「逮捕容疑は、別の1人と共謀し国内で仕入れた商品を輸出すると仕入れ時の消費税が還付される「輸出免税制度」を悪用。2016~18年、国内で自転車を仕入れて海外に輸出したとの架空取引を計上し、不正に消費税約1億3900万円の還付を受けたなどとしている。」

「××容疑者の母国のブルキナファソは日本の自転車が人気といい、××容疑者は年間約10万台の中古自転車を同国などに輸出していた。取引を水増しすることで架空の仕入れ税額の還付を受け続けていたとみられる。」

「日本の都心部で社会問題になっている放置自転車だが、1万3000キロ離れたブルキナファソでは大きな需要がある。関係者によると、××容疑者は10年ほど前から、自治体などが撤去した放置自転車を大量に買い取り、母国に輸出するようになった。同国では頑丈な日本の自転車が庶民の「日常の足」として重宝されているという。」
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