中堅監査法人の大阪監査法人が、PKFインターナショナルという国際的ネットワーク組織に加盟したという記事。
「大阪監査法人は大阪に本部を置く監査法人としては最大で、87社の監査に関与している。PKFインタへの加盟により、世界各地の監査法人や会計事務所との連携が可能になる。また、大阪監査法人のクライアントは海外でPKFインタのメンバーの会計サービスを受けることができる。
平成25年3月期以降から上場企業にグループ監査が導入され、重要な海外子会社は親会社と同レベルの監査が求められるようになる。大阪監査法人は直接監査ができない場合には現地のメンバーに監査を委託するなどして対応する。」
たしかに、「グループ監査」という監査基準委員会報告書の適用により、従来の他の監査人の利用という以上に、親会社監査人の深い関与が求められるようになり、同一ネットワークの事務所に依頼した方が便利な面もあるのでしょう。
しかし、4大事務所以外で、日本企業の海外子会社へのサービスが十分行えるか(日本人がいるかどうかなど)というと、若干懸念もあります(偏見でしょうか)。
大阪監査法人
PKF(たぶんこれだと思います。)
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「グループ監査」の報告書番号は「600」です。
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