業績不振・不正で「基準不適合」入りの68社リスト 東証スタンダード・グロース市場の基準に抵触
プライムだけでなく、東証スタンダード・グロースの基準不適合企業リストもあるそうです。(プライムはこちら→当サイトの関連記事)
「東京証券取引所のスタンダード・グロース市場に上場する企業のうち少なくとも68社が今年1月から6月末までに新たに上場維持基準に抵触し、計画書を提出したことが東洋経済の集計でわかった。」
記事では、該当企業のリストが掲載されています。
プライムと違って、スタンダードやグロースは、基準を満たせないと、いくところがないはずですが...
「市場関係者の間で上場廃止を回避する秘策として噂されているのが、地方市場への上場だ。札幌、名古屋、福岡などの証券取引所が想定されている。
上記の3市場では、東証などほかの証券取引所で上場している企業が新規に上場する場合、証券会社による上場審査を実質的に免除する仕組みがある。元々は東証や旧大阪証券取引所などとの重複上場を促すための制度だが、上場維持基準もスタンダードやグロースよりさらに低く、東証からの移行がしやすくなっている。
ある地方市場関係者は「東証がダメならうちで、という営業はしていないが、市場なので品物は多いほうがいい。上場してくれる企業が増えること自体は歓迎」と話す。」
ただし、今のところ、実際に地方の取引所に移る企業はないそうです。