新日本からの監査人交代事例2件

新日本監査法人からの監査人交代事例2件。

クボテック（東証1部上場）

新月有限責任監査法人への交代です。

公認会計士等の異動に関するお知らせ（PDFファイル）

「当社の会計監査人である EY 新日本有限責任監査法人は、2019 年6 月26 日開催予定の第34 回定時株主総会の終結の時をもって任期満了となります。 監査役会は、現会計監査人の監査継続年数が20 年と長期にわたること並びに監査報酬増額の打診を受けたことを考慮し、会計監査人を見直すこととしました。」

寺崎電気産業（ジャスダック上場）

あずさへの交代です。

会計監査人の異動に関するお知らせ（PDFファイル）

「現任会計監査人から、当社が2018年９月14日に監査及びレビューが未了であったにも拘わらず「第39期第１四半期報告書及び過年度の有価証券報告書等の訂正報告書」をEDINETに提出した事実を理由に、新年度の契約は差し控えたい旨の申出を受けました。

これを契機として、当社（監査等委員会）としても、現会計監査人の監査継続年数が13年と長期にわたること並びに昨年度当社において発覚した複数年にわたる元従業員による原材料の不正転売及び売得金着服行為に対する反省等を考慮し、新たな視点での監査を期待して、当社グループの会計監査人について複数の監査法人を候補対象者として慎重に検討してまいりました。 」

この2つの事例を見ると、新日本はかなり強気の姿勢で契約に臨んでいるようです。