会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「誤発注」で屈辱のんだ米証券ナイト(日経より)

「誤発注」で屈辱のんだ米証券ナイト

米国の証券会社ナイト・キャピタル・グループの誤発注問題を取り上げた記事。

「 自社の取引システムが不具合を起こした先週1日。ジョイス氏は同日午後、米メーン州で休暇中だった米証券取引委員会(SEC)のメアリー・シャピロ委員長に電話をかけた。「誤った注文で成立した売買を取り消してほしい」。そう懇願するジョイス氏。「例外は認められない」とシャピロ氏が首を縦に振ることはなかった。」

日本でも、同じような事件がありましたが・・・。

米ナイト・キャピタル、ブラックストーンなどが総額4億ドル支援(ロイター)

「1分当たり100万ドル損失」のシステム障害

「ニューヨーク株式市場で8月1日(米国時間)、マーケットメーカー(常時売買価格を提示している、金融商品市場の売買の流れを作ることができるディーラーのこと)であるナイト・キャピタル・グループのアルゴリズムを用いた株式取引システムに障害が発生した。

ナイト・キャピタル・グループは声明で、45分間の障害により「約4億4,000万ドルの税引前損失を出した」ことを明らかにした。」

わが国で起きたこちらの事件は人為的ミスがきっかけです。それを防止できなかったというのはシステムの不備ですが。

ジェイコム株大量誤発注事件
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