日本電波工業が、IFRSを任意適用した国内企業初の決算発表を行ったという記事。
記事によれば、IFRSへの移行によって以下のような点が変わったそうです(一部です)。
・金融損益以外の営業外損益及び特別損益を「その他営業損益」として営業利益の段階で計上
・有給休暇費用の引き当て増加
・売上高を出荷基準から着荷基準に変更
・有形固定資産の償却方法を従来の定率法から定額法に変更(2010年3月期)。主要な機械装置の耐用年数を税法ベースから実態ベースに変更(2009年3月期から)。(注:これは日本基準でもやろうと思えば可能です。)
・為替換算調整勘定や保有株式の評価差額をその他包括利益として計上
この会社は以前からアニュアルレポートをIFRSで作っていたため、問題は「時間のやりくり」が中心だったようです。
このITmediaの記事の末尾に決算短信へのリンクが張られています。
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