CFSコーポレーションとアインファーマシーズの統合に反対するイオンの役員が、CFSの株主らにアインを中傷する発言をするなど違法行為を行ったとして、アインファーマシーズが証券取引等監視委員会に通報したという記事。
「CFS筆頭株主のイオンは、今月22日のCFS株主総会で経営統合議案を否決に持ち込むために委任状獲得に動いており、これまで複数回のCFS株主に対する説明会を開催した。アインによると、イオン役員は、アインが過去に実施した企業買収に伴う「のれん代」の償却負担を不安視する発言をしたという。」
イオン株主説明 「中傷だ」と批判 アインファーマシーズ(01/12 07:38)
アイン側は(ライブドア事件でも問題となった)「風説の流布」だといっているようです。
株式会社CFSコーポレーションとの経営統合に関する一部報道について(PDFファイル)
アインのプレスリリースでは、のれんの償却を十分カバーできるだけの営業利益があるといっています。
「・・・「のれん代」については平成20年3月末時点で約130億円、平成21年3月期中の当該のれん代の償却は約7億円程度を見込んでおります。
一方、当該M&Aの実行により取得した子会社(計7社)の平成21年3月期の営業利益予想額は、31億円を超える水準となります。これは、当該のれん代の償却を十二分に吸収するだけの利益を計上するものであり、株式移転後の共同持株会社にとっての不安材料とはなりません。」
一般株主に会計のことをわかってもらうのはなかなかむずかしそうです。
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